2022年(令和3年度)全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)が1月24日から30日まで東京体育館で開催される。
大会最終日は女子シングルス準決勝が行われ、早田ひな(日本生命)が加藤美優(日本ペイントマレッツ)をゲームオールで下して決勝へ進出。
また、もう一方の女子シングルス準決勝、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 対 伊藤美誠(スターツ)は、木原が発熱のため棄権し、伊藤が不戦勝で決勝へ進出した。
▼女子シングルス準決勝の結果
早田ひな(日本生命)加 -7,7,-6,-13,9,16,7 加藤美優(日本ペイントマレッツ)
伊藤美誠(スターツ) 不戦勝 木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)※棄権
早田ひな(日本生命)対加藤美優(日本ペイントマレッツ)はゲームオールの大激戦の末、早田が勝利し、優勝した2020年以来、二年ぶりに決勝の舞台へ勝ち上がった。
序盤は、加藤が早田のミドルを攻めつつ、レシーブからの強打など早い段階での得点を決めて、ゲームカウント3対1とリードする。
後がなくなった早田だったが、第4ゲームから加藤のレシーブ攻撃にカウンターを合わせるなど対応し、第4ゲームを返す。すると、試合は素晴らしいラリー戦を繰り広げながらゲームオールまでもつれたが、最後は早田がパワーで加藤を振り切り、逆転で決勝進出を決めた。
勝った早田は、決勝で伊藤美誠(スターツ)と対戦する。両者は、2020年の準決勝で早田、2021年の準決勝では伊藤が、それぞれ激戦の末に勝利している。
今回の決勝も、ハイレベルな大激戦になるのは間違いないだろう。
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