2022年(令和3年度)全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)が1月24日から30日まで東京体育館で開催される。
大会最終日は男子シングルス準決勝が行われ、松平健太(ファースト)が吉村真晴(愛知ダイハツ)、戸上隼輔(明治大)が丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)にそれぞれ勝利し、決勝へ進出した。
▼男子シングルス準決勝の結果
松平健太(ファースト) 9,10,-6,-12,8,-9,3 吉村真晴(愛知ダイハツ)
戸上隼輔(明治大) 7,4,9,5 丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)
松平健太(ファースト)と吉村真晴(愛知ダイハツ)の準決勝は、見応えのあるラリー戦を繰り広げながらゲームオールまでもつれた。
松平が巧みなテクニックと読みでブロックやカウンター決めれば、吉村がお返しとばかりに強烈な豪打で堅守の松平を抜き去る。両者が繰り出し合うハイレベルなラリーに観衆が釘付けになったが、最後は強気の攻めで最終ゲームのスタートダッシュに成功した松平が勝利。
松平は、2009年以来、13年ぶりとなる決勝の舞台へ勝ち上がった。
もう一方の準決勝は、戸上隼輔(明治大)が破壊力抜群の両ハンドで丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)に十分にプレーをさせず、ストレート勝利で初の決勝進出を決めた。
13年ぶりの決勝進出を決めた松平と、初めて決勝へ勝ち上がった戸上。柔の松平が戸上の猛攻をひらりかわすのか。それとも戸上が破壊的な両ハンドで松平を打ち崩すのか。
答えが出るのはもう間もなくだ。
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