大学生の熱き想いが代々木に帰ってきた! 関東学生卓球リーグ戦は2019年秋季を最後に2年間(4シーズン)公式開催がなく、ほとんどの選手はリーグ戦初出場。そして、関東学生卓球連盟の学生幹事は試合運営を初めて経験。その中で新しく動きだした伝統の関東学生卓球リーグ戦、大学生たちの1週間の熱戦に感動した大会だった。
男子1部は明治大が優勝。明治大、中央大、早稲田大が5勝1敗で迎えた最終戦では、明治大は専修大との対戦に4対2で勝利。2シーズンぶり(中断期間を除く)48回目の優勝を成し遂げた。戸上隼輔、宇田幸矢の両エースが国際大会出場で不在の中、全員で勝利をつかみ取った。中でもチームを牽引したのが宮川昌大。ガッツあふれるプレーでチームを奮い立たせ、勢いをつけた。
高山幸信監督のコメント
「前日に中央大学に敗れ、自力での優勝はなかったわけですが、最終戦を勝って終わりたいと選手と話していました。早稲田大学と中央大学との結果で優勝が決まったわけですが、選手が頑張って優勝したのでうれいです。今回は全員がリーグ戦初出場で、私も経験したことがなかったです。コロナの影響で2年間、選手たちも経験する場がありませんでしたが、フレッシュなチームで臨み、優勝できたことは、率直にうれしいです。
戸上、宇田両選手が出場していれば、また状況も違うかもしれませんが、普段の練習への取り組み方や態度は戸上、宇田に負けないくらい意識の高い選手たちが今回出場しています。初出場でもこのような成績を収めてくれていることはうれしいです。また、選手一人一人が優勝を目標にしながらも、全敗するかもしれない危機感を持ちながら臨んだのが良かったと思います。今回はベンチを含め全員が頑張りました。中でも宮川、松田、山本の3人が厳しい状況の中でも頑張って勝ってくれたと思います。
次のインカレは、昨年決勝で負けているので、今年は何としても日本一奪還を目指したいと思いますし、秋リーグも戸上と宇田は選考会などで出場できない可能性もあるので、またこのメンバーで、ここから自分が戦うんだと強い意志を持って練習に取り組む選手を私は選ぶので、そして連覇を目指したいと思います」
[国内大会]
2022年春季関東学生卓球リーグ戦
男子1部は明治大が優勝
2022.05.19
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