高校生たちの祭典、第91回全国高校総体卓球競技大会(通称インターハイ)が7月29~8月8日に宇和島市総合体育館(愛媛)で開催される。今回のインターハイは、新型コロナウイルスへの感染対策を踏まえ、男女別日程で開催(男子が7月30〜8月3日、女子が8月4日〜8日)。そのため、11日間という長期にわたり、高校日本一をかけた熱戦が繰り広げられることになる。
大会初日の本日7月29日は、男子の開会式が行われた。
「燃え上がれ我らの闘志 四国の大地へ」躍動の青い力 四国総体2022卓球競技大会が宇和島市総合体育館で男子の開会式を迎えた。
昨年の開会式は感染対策を踏まえ、チームを代表する選手1名が出席する形で行われたが、今回は男子学校対抗に出場する選手ほぼ全員が出席して開会式が進行。
開会宣言や国家傾聴、高体連専門部長・後藤泰之氏があいさつを述べた後、地元・宇和島東高校の尾崎煌弥さんが生徒を代表し、「皆さんの集大成となるよう全力でサポートします」と歓迎のことばを述べた。
選手宣誓では、松山北高校の黒岩裕貴選手が、「新型コロナウイルスにより日本中が厳しい状況に陥る中、このインターハイという場に立てた喜びを噛みしめながら、これまで支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちを胸に秘め、仲間と自分の力を信じ、最後の1球まであきらめず楽しんで戦い抜くことを誓います」と力強く宣言した。
会の最後には、インターハイ通算70回出場の愛工大名電(愛知)、同じく70回出場の東山(京都)、20回出場のれいめい(鹿児島)の表彰が行われ、代表して今枝一郎愛工大名電監督が賞状と記念の盾を受け取り、閉会式が終了した。
いよいよ明日7月30日の9時より始まる男子学校対抗1回戦から、熱戦の火蓋が切って落とされる。
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(取材=卓球レポート)