令和4年度全日本卓球選手権大会（団体の部）が、10月14〜16日まで、鹿児島県のあいハウジングアリーナ松元で開催。同大会は、各カテゴリーから男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を争う大会だ。
2日目の10月15日は、男子団体予選リーグ最終戦と決勝トーナメント1回戦（準々決勝）が行われ、ベスト4が出そろった。
※写真は愛工大名電戦で2点取りした三部航平
▼男子団体準々決勝の結果
愛知工業大学 3-0 野田学園高校
シチズン時計 3-2 愛工大名電高校
日鉄物流ブレイザーズ 3-1 クローバー歯科カスピッズ
日野キングフィッシャーズ 3-0 明治大学
前回2位の愛知工業学は、インターハイ2位の野田学園と対戦。各試合とも競り合ったが、要所で得点を渡さなかった愛知工業大がストレート勝ちでベスト4入り。横谷晟、篠塚大登、谷垣佑真の布陣を強力で、予選リーグから1点も落とさず勝ち上がっている。
シチズン時計対インターハイ王者・愛工大名電はラストまでもつれる大接戦になったが、ラストは監督兼選手の御内健太郎が、中村煌和に再三マッチポイントを握られるも耐え抜いて逆転勝ちし、社会人チームの面目を保って準決勝へ勝ち残った。
日鉄物流ブレイザーズは、全日本実業団優勝のクローバー歯科カスピッズを3対1で退け、ベスト4入り。クローバー歯科カスピッズはエースの松下大星を欠いたのが響いた。
船本将志、遠藤竜馬、西康洋と全員明治大OBで固めた日野キングフィッシャーズは、母校・明治大にストレート勝利。インカレ王者の明治大も、戸上隼輔、宇田幸矢のツインエース不在の中、必死に戦ったが、OBたちの気迫あふれるプレーに押し切られた。
【男子団体準決勝の組み合わせ】
愛知工業大学 - シチズン時計
日鉄物流ブレイザーズ - 日野キングフィッシャーズ
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会内大会サイト：https://jtta.or.jp/tour/5774
（取材＝猪瀬健治）
