12月10（土）〜11（日）、2022日本卓球リーグプレーオフJTTLファイナル4が、宮崎県延岡市の延岡市民体育館で開催される。
ファイナル4とは、前期と後期の日本リーグの総合順位上位4チームが年間日本一を賭けて争う大会で、優勝チームには内閣総理大臣杯が贈られる。
男子は総合1位の日鉄物流ブレイザーズ、同2位のシチズン時計、同3位の愛知工業大学、同4位の協和キリンがトーナメントで優勝を争う。
一方、女子は総合1位のサンリツ、2位の中国電力、3位の昭和電工マテリアルズ、4位の神戸松蔭女子学院大学が優勝を争う。
※写真は男子総合1位日鉄物流ブレイザーズの定松祐輔
【男子】
男子は、後期日本リーグで悲願のリーグ初制覇を果たした日鉄物流ブレイザーズが総合1位でファイナル4に臨む。リーグ初制覇の勢いで2020年のファイナル4以来の優勝なるか。
総合2位のシチズン時計は、後期は5位と振るわなかったが、前期は優勝と力は十分だ。長年にわたってシチズン時計を引っ張ってきた監督兼選手の御内健太郎が今シーズン限り（来年の全日本）で引退を表明しており、勇退に華を添えたいところだろう。
総合3位の愛知工業大学も、世界卓球2022成都代表の横谷晟、実施的なエースの篠塚大登、学生王者の谷垣佑真と豊富なタレントをそろえており、優勝の可能性は十分ある。
総合4位の協和キリンもベテランと若手の力が噛み合ってきている。特に、監督兼選手の平野友樹はこのファイナル4が最後の試合となるため、有終の美を飾りたいところだろう。
明日12月10日（土）の13時30分より行われる男子準決勝の組み合わせは以下の通りとなっている。
■男子準決勝（予定）
12/10（土）13:30~
日鉄物流ブレイザーズ - 協和キリン
愛知工業大学 - シチズン時計
【女子】
女子は、名将・近藤欽司監督率いるサンリツが前期後期連覇と年間王者に最も近い。層の厚さと競り合いの強さでファイナル4も制し、日本リーグ完全制覇といきたいところだろう。
昨年のファイナル4王者の中国電力も、前期後期リーグではあと一歩でサンリツに優勝を譲っているだけにリベンジを期しているはずだ。
女子は、サンリツと中国電力の2強が優勝争いの有力候補だが、ファイナル4は負けたら終わりの一発トーナメント。Tリーグでも活躍する牛嶋星羅を筆頭に実力者を揃えた昭和電工マテリアルズ、インカレ王者の神戸松蔭女子学院大学も、虎視眈々と内閣総理大臣杯を狙っているだろう。
明日12月10日（土）の10時00分より行われる女子準決勝の組み合わせは以下の通りとなっている。
■女子準決勝（予定）
12/10（土）10:00~
サンリツ - 神戸松蔭女子学院大学
中国電力 - 昭和電工マテリアルズ
（まとめ＝卓球レポート）
