JOCジュニアオリンピックカップ2023年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が、2023年11月3日(金)~5日(日)まで、徳島県のアミノバリューホール(鳴門県民体育館)で開催。
大会2日目は男女ダブルス準決勝、決勝が行われ、男子ダブルスは、岩井田駿斗/中野琥珀(野田学園中)が初優勝を飾った。
【男子ダブルス優勝】 岩井田駿斗/中野琥珀(野田学園中)
▼男子ダブルス準決勝
岩井田駿斗/中野琥珀(野田学園中) -9,7,11,2 岡本 翼/伊藤 佑太(木下アカデミー)
浅見昴希/玉城真佑(石田卓球クラブ) 10,8,10 小谷志温/角田隼人(松戸六中/千葉クラブ)
▼男子ダブルス決勝
岩井田駿斗/中野琥珀(野田学園中) 6,8,9 浅見昴希/玉城真佑(石田卓球クラブ)
男子ダブルスは、準決勝で昨年中学1年生ペアで優勝した岡本/伊藤(木下アカデミー)が、岩井田/中野(野田学園中)の質の高い連続攻撃に屈して、準決勝敗退。岩井田/中野が決勝進出を果たすと、威力のあるフォアハンドドライブを武器に勝ち上がってきたサウスポーペア、浅見/玉城(石田卓球クラブ)と対戦。
決勝は、早い攻撃で先手を取った野田学園ペアが、球威でまさる石田卓球クラブペアに主導権を渡さずにストレート勝ち。木村友哉/渡辺涼吾(野田学園中)以来、2年ぶりに野田学園中ペアがタイトルを獲得した。
●岩井田駿斗選手のコメント
いつもの練習から優勝を目指してやってきたので、ちゃんと自分たちの実力を発揮できて優勝できてよかったです。
自分の長所を出し合って、1人が入らないときはもう1人がカバーして、コンビネーションがよかったんじゃないかと思います。自分の長所はフォアハンドで、中野は台上がうまいので、中野が台上で崩して、自分がフォアハンドで決めるというのが一番よかったかと思います。
(苦戦したのは?)準決勝の岡本選手と伊藤選手(木下アカデミー)の試合ですね。
(チームでインフルエンザが出たため)5日くらいみんなバラバラで練習していて、昨日の試合当日までダブルスの練習はできませんでしたが、自分を信じているので、やるべきことをやりました。
ミスした時も自分たちで励まし合って、去年は流れが悪い時に立て直せずに負けてしまったので、しっかり立て直しができた今回は成長できたんじゃないかと思います。
●中野琥珀選手のコメント
ちゃんと自分たちのプレーができて勝てたのでよかったです。
自分は台上が得意なので、チャンスをつくって岩井田が決めることができたのがよかったです。
(準備が万全ではなかったので)ちょっと心配でしたが、1試合目から自分たちのプレーができたので、安心しました。
自分は高3までに全日本で優勝するのが目標なので、そのためにがんばっていきたいです。
【男子ダブルス2位】浅見昴希/玉城真佑(石田卓球クラブ)
【男子ダブルス3位】岡本 翼/伊藤 佑太(木下アカデミー)
【男子ダブルス3位】小谷志温/角田隼人(松戸六中/千葉クラブ)
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ:https://jtta.or.jp/tour/11844
(取材=佐藤孝弘)