［国内大会］

2023年全日本卓球選手権大会（カデットの部）
女子ダブルスは新谷／渡会が優勝

2023.11.04

　JOCジュニアオリンピックカップ2023年全日本卓球選手権大会（カデットの部）が、2023年11月3日（金）～5日（日）まで、徳島県のアミノバリューホール（鳴門県民体育館）で開催。
　大会2日目は男女ダブルス準決勝、決勝が行われ、女子ダブルスは、新谷莉央／渡会宥（ミキハウスJSC）が初優勝を飾った。

【女子ダブルス優勝】新谷莉央／渡会宥（ミキハウスJSC）

▼女子ダブルス準決勝
藤本和花／髙橋青葉（木下アカデミー）　-4,9,10,7　井上真夕／渡邉ひかり（ミキハウスJSC）
新谷莉央／渡会宥（ミキハウスJSC）　8,5,4　吉田璃乃／駒瀬あゆみ（明徳義塾）

▼女子ダブルス決勝
新谷莉央／渡会宥（ミキハウスJSC）　　9,10,7　藤本和花／髙橋青葉（木下アカデミー）

　女子ダブルスの決勝は、準決勝で井上／渡邉（ミキハウスJSC）を破って勢いに乗る藤本／髙橋（木下アカデミー）と、連係の良さが光る新谷／渡会（ミキハウスJSC）との対戦となった。
　決勝は、サウスポーの異質型、新谷のボールに木下アカデミーペアがうまく対応できずにミキハウスJSCペアが主導権を握る展開。藤本／髙橋も随所で高い攻撃力を見せるが、新谷／渡会を攻略するには至らず、3対0で新谷／渡会が初優勝を決めた。

●新谷莉央選手のコメント
　初めての全国大会で優勝できたので、とてもうれしいです
（ペアのいいところは？）明るく、どんな時でもお互いを信じ合って試合することが私たちのペアのいいです。
（苦しかった試合は？）3回戦の横浜隼人の持田さんと牛島さんのペアで、どのゲームも相手にリードされていた試合がありました。その試合で3対0で勝てたことで、調子を上げて決勝まで全試合3対0で勝つことができたと思います。
　全中の女子団体の決勝で、木下アカデミーの藤本さんのペア（藤本／村山）に逆転負けしたので、挑戦者の気持ちで試合に入りました。
　インターハイとかでもこのペアを組む機会があったら、また日本一になりたいです。

●渡会宥選手のコメント
　自分も初めて優勝できたのでうれしいです。
（ペアのいいところは？）新谷さんがサービスがうまいので、3球目で攻撃できたらそのパターンがいいです。
（苦しかった試合は？）私も横浜隼人のペアとの試合が、一番緊張して、自分にとってもやりにくい相手だったので、そこで勝てて、どんどん調子を上げていくことができたと思います。
　全中の団体戦では、自分たちのダブルスが落として、チームが負けてしまったので、今回は絶対に勝とうと思っていて、勝てたのでよかったです。
　また、組めるときがあったらこのペアで優勝したいです。