12月9（土）〜10（日）、2023日本卓球リーグプレーオフJTTLファイナル4が、岐阜県岐阜メモリアルセンターで開催。
ファイナル4とは、前期と後期の日本リーグの総合順位上位4チームが年間日本一を賭けて争う大会で、優勝チームには内閣総理大臣杯が贈られる。女子は総合1位の中国電力ライシス、2位のデンソー、3位のサンリツ、4位のレゾナックの4チームが出場。
本日12月9日は準決勝が行われ、中国電力ライシスがレゾナックを、デンソーがサンリツをそれぞれ下し、明日の決勝へ勝ち進んだ。
※写真は勝利を決めた菅澤柚花里／赤江夏星を迎えるデンソーベンチ
中国電力ライシスが接戦を制して決勝進出
▼女子準決勝
中国電力ライシス 3対2 レゾナック
○成本綾海 6,-7,10,5 矢島采愛
木村光歩 7,9,-6,-7,-10 奥下茜里○
○成本綾海／井絢乃 10,5 牛嶋星羅／奥下茜里
井絢乃 -7,7,-4,-14 牛嶋星羅○
○枝廣瞳 6,6,3 平川咲
ラストまでもつれた接戦は、中国電力ライシスがレゾナックを振り切り、年間総合1位の意地を見せた。
トップはキャプテンの成本が先制するが、2番の木村がゲームカウント2対0リードから奥下の速攻につかまってタイに追いつかれ、嫌な流れになる。
3番ダブルスは成本／井が制して王手をかけたが、4番で井が牛嶋のカットを攻略できず、勝負はラストへ。
力の差が薄まるラストだが、ビッグトーナメント優勝の枝廣が落ち着いたプレーで平川をストレートで退け、二年ぶりの優勝に向けて踏みとどまった。
デンソーが1ゲームも落とさない完封勝利で決勝へ
▼女子準決勝
デンソー 3対0 サンリツ
○赤江夏星 4,6,8 三村優果
○小畑美月 9,10,12 出雲美空
○菅澤柚花里／赤江夏星 8,8 梅村優香／塩見真希
菅澤柚花里 - 永尾尭子
野村萌 - 梅村優香
年間2位のデンソー対年間3位のサンリツの準決勝は、デンソーが1ゲームも落とさない完封劇でサンリツを下し、決勝進出を決めた。
デンソーはトップで日本リーグいまだ無敗の赤江が、社会人優勝の三村をストレートで下して波に乗った。
続く2番の小畑がサンリツのエース格・出雲の変化速攻をふところの深い両ハンドで対応してストレート勝利すると、菅澤／赤江も一気に勝ちきってデンソーの決勝進出を決めた。
一方、前回に続く連覇を狙ったサンリツは、日本リーグで抜けた力を見せている赤江を擁するデンソーに対して前半のどちらかを取りたかったところだが、両方とも物にできず万事休した。
明日の13時30分より開始予定の女子決勝のカードは以下の通り。
■女子決勝
12/10（日）13:30試合開始予定
中国電力ライシス - デンソー
詳しい記録はこちらから
日本卓球リーグ実業団連盟外部サイト（Labo live)：https://www.jttl.gr.jp/games/jttl-2023-final4/match
（まとめ＝卓球レポート）
