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世界卓球2024釜山 大会7日目(2月22日) 女子団体準々決勝
仏独対決を制したフランスが33年ぶりのメダル確定

 
 第58回世界卓球選手権団体戦が、韓国の釜山で2月16〜25日にかけて開催される。
 大会7日目の2月22日(木)は女子団体準々決勝が行われ、フランスがドイツを3対2の接戦で下して、ベスト4進出を果たした。

▼女子決勝トーナメント準々決勝  
 フランス 3-2 ドイツ
○ユアン・ジアナン 3(6,9,-12,-7,6)2 シャン・シャオナ 
 パバド 2(-7,6,-9,10,-7)3 ミッテルハム○
○Ch.ルッツ 3(9,8,-9,10)1 ヴィンター  
 ユアン・ジアナン 1(-8,-6,4,-7)3 ミッテルハム○
○パバド 3(5,9,2)0 シャン・シャオナ

 フランスのエース、ユアン・ジアナンがトップでシャン・シャオナと対戦。フォア面表ラバーの異質型ユアン・ジアナンとペン表ソフト速攻型のシャン・シャオナのベテラン対決は、堅実な両ハンドで攻めたユアン・ジアナンが2ゲームを先制し勝負あったかに思われたが、第3ゲームからシャン・シャオナのショートブロック堅守が光り、攻めあぐねたユアン・ジアナンが2ゲーム落とし、2対2に。最終ゲームは、攻めに転じたシャン・シャオナにミスが出て、フランスが1点目をもぎ取った。
 2番はパバドは先手を取って攻めたが、ミッテルハムがラリーに持ち込んで、パバドのミスを誘い、接戦を物にした。
 3番は、シャルロット・ルッツの好プレーが光った。強烈な両ハンドの強打で、フィジカルの強いヴィンターを退けてフランスが、メダルに王手。
 4番のエース対決はミッテルハムがフォアハンド強打でユアン・ジアナンを退けるも、ラストでパバドが両ハンドの連続攻撃でシャンの堅陣を打ち抜いてフランスが勝利。フランス女子は1991年千葉大会以来、33年ぶりのメダル確定となった。
 ドイツはエースのハン・インがけがのため欠場していた影響も大きかったが、2大会連続のメダルを惜しくも逃した。
 フランスは明日の準決勝で王者中国に挑む。

勝利を決めたパバドの元に選手たちが駆け寄った

ラストを決めたパバド。身体能力の高さを生かしたオールラウンドプレーが光った

3番のCh.ルッツはフォアハンドの強打でヴィンターを破った
ドイツはエースのミッテルハムが2点取りしたが一歩及ばず



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詳細な記録は下記サイトでご確認ください。
WTT:https://worldtabletennis.com/teamseventInfo?eventId=2751

(まとめ=卓球レポート)

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