第58回世界卓球選手権団体戦が、韓国の釜山で2月16〜25日にかけて開催される。
大会7日目の2月22日(木)は女子団体準々決勝が行われ、日本がルーマニアを3対0で下し、準決勝進出を決めた。
▼女子決勝トーナメント準々決勝
日本 3-0 ルーマニア
○伊藤美誠 3(-9,5,7,-6,9)2 スッチ
○早田ひな 3(-8,4,4,5)1 ドラゴマン
○平野美宇 3(7,7,6)0 サマラ
早田ひな - スッチ
伊藤美誠 - ドラゴマン
ここまで無失点で来た日本の快進撃はまだ止まらない。
決勝トーナメント2回戦で、クロアチアに快勝した日本は準々決勝でメダル獲得をかけてルーマニアと対戦した。日本女子は2014年の東京大会以来4大会連続の2位。決勝進出を続けている。
ここで負けられない日本は、黄金世代の同級生3選手を起用。トップバッターの伊藤は、スッチに先制を許すも、台上から先手を取って両ハンドの強打に結びつける得意のプレーで得点を重ねる。しかし、スッチも伊藤の強打によく反応し、攻め気に逸る伊藤のミスを誘った。最終ゲームまでもつれた接戦は、最後まで集中力を切らさずに戦い抜いた伊藤に軍配。苦しみながらも日本に大きな1点をもたらした。
エース早田はルーマニアの中堅ドラゴマンと対戦。早田はドラゴマンの思い切りの良い回り込みフォアハンドを浴びて第1ゲーム先制を許したが、第2ゲームからは落ち着いてラリー戦に持ち込み、決定力の高い両ハンドで仕留めた。
王手をかけた日本は、3番平野がベテランのサウスポー、サマラと対戦。球威で圧倒的に勝る平野は両ハンドドライブを厳しいコースに決めて、日本の5大会連続のメダルを確実なものにした。
日本女子は明日の準決勝で、中華台北を熱戦の末に破った香港と対戦する。
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(まとめ=卓球レポート)