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卓球 パリ五輪 混合ダブルス準々決勝の結果
 ~アジア勢がベスト4を独占~

 パリオリンピック卓球競技5種目(混合ダブルス、男女シングルス、男女団体)が、パリ南アリーナ4(パリ・フランス)にて7月27日〜8月10日に開催される。
 競技2日目の7月28日は男女シングルス1回戦と混合ダブルス準々決勝が行われた。ここでは混合ダブルス準々決勝の結果をお伝えする。
写真提供=ITTF(国際卓球連盟)

準決勝は王/孫(中国)vs林/申(韓国)、黄/杜(香港)vsリ/キム(北朝鮮)に

世界王者の王楚欽/孫穎莎(中国)、林昀儒/陳思羽(中華台北)にリード許すも力で押し返した

第3シードの林鐘勳/申裕斌(韓国)は難敵ルーマニアペアを完封

混合複の名手・黄鎮廷/杜凱琹(香港)はスペインペアに競り勝った

パリで台風の目になりつつあるリ・ジョンシク/キム・クムヨン(北朝鮮)が準決勝進出

▼混合ダブルス準々決勝
王楚欽/孫穎莎(CHN) -7,6,-6,7,9,3 林昀儒/陳思羽(TPE)
林鐘勳/申裕斌(KOR) 11,8,8,8 O.イオネスク/スッチ(ROU)
黄鎮廷/杜凱琹(HKG) -9,9,4,-10,2,8 ロブレス/シャオ・マリア(ESP)
リ・ジョンシク/キム・クムヨン(PRK) 7,8,-9,4,8 K.カールソン/ケルベリ(SWE)

 混合ダブルスは準々決勝4試合が行われ、アジア勢がベスト4を独占した。
 準々決勝のハイライトは第1試合。今大会第1シードの王楚欽/孫穎莎(中国)と林昀儒/陳思羽(中華台北)が対戦。中国がまだ手にしていないこの種目での金メダルを目指す世界チャンピオンの王楚欽/孫穎莎に対して、東京オリンピックの混合ダブルスで鄭怡静と組んで銅メダルを獲得している林昀儒が、昨年のアジア卓球選手権大会で3位に入った陳思羽とのコンビで挑んだ。
 試合は男子選手の威力あるボールを相手の女子選手が打ちあぐねる展開。奇数ゲームは林昀儒が孫穎莎に押し込み、偶数ゲームは王楚欽が陳思羽に攻め込むパターンで2対2と互角の展開。第5ゲームは林昀儒の厳しい攻撃を孫穎莎がなんとかしのいで王楚欽まで回し、中国ペアが1ゲームをリードすると、第6ゲームは中国ペアが力で中華台北ペアを圧倒して4対2で勝利を収め、準決勝進出を決めた。

 第2試合は第3シードの林鐘勳/申裕斌(韓国)が難敵のO.イオネスク/スッチ(ルーマニア)を寄せ付けず、ストレート勝ちを収めた。
 第3試合は世界卓球で銅メダル3度の名手・黄鎮廷/杜凱琹(香港)がロブレス/シャオ・マリア(スペイン)との競り合いを制した。
 第4試合、1回戦で張本/早田を下したリ・ジョンシク/キム・クムヨン(北朝鮮)がK.カールソン/ケルベリ(スウェーデン)に4対1で快勝した。

▼混合ダブルス準決勝 【7月29日の試合予定】
王楚欽/孫穎莎(CHN) - 林鐘勳/申裕斌(KOR) ※17時(日本時間24時)~
黄鎮廷/杜凱琹(HKG) - リ・ジョンシク/キム・クムヨン(PRK)  ※16時(日本時間23時)~



詳しい大会の記録はこちら
公益財団法人日本卓球協会:https://jtta.or.jp/tour/24750
World Table Tennis:https://worldtabletennis.com/eventInfo?selectedTab=Results&eventId=2603

(まとめ=卓球レポート)



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