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卓球 パリ五輪 女子シングルス1〜2回戦 〜平野がストレート勝利で初戦突破〜

 パリオリンピック卓球競技5種目(混合ダブルス、男女シングルス、男女団体)が、パリ南アリーナ4(パリ・フランス)にて7月27日〜8月10日にて開催される。
 競技3日目の7月29日は男女シングルスの1〜2回戦と混合ダブルスの準決勝が行われた。
 ここでは女子シングルスの1〜2回戦の結果をお伝えする。
※写真は平野美宇(日本)
※写真提供=ITTF/ONDA

初戦快勝の平野。試合後、ベンチの張成コーチと

地元期待のユアン・ジアナンは丁寧な速攻で快勝

連覇を目指す陳夢も難なく初戦突破


▼女子シングルス1回戦
バヨール(POL) 8,-3,-8,7,10,-5,6 S.サウェッタブート(THA)
ミッテルハム(GER) 7,9,7,8 チ・ミンヒョン(AUS)  
ユアン・ジアナン(FRA) 1,3,3,5 ベロ(NGR)
申裕斌(KOR) 12,4,3,6 タッパー(AUS)
朱成竹(HKG) 7,7,7,10 簡彤娟(TPE)  
平野美宇(JPN) 9,5,5,7 ピッコリン(ITA)  
ベルグストロム(SWE) 7,-9,12,9,6 K.ウェングジン(POL)
陳夢(CHN) 2,4,5,2 ログライビ(ALG)  

 平野美宇(日本)が女子シングルス1回戦に登場。ラリー戦に強いピッコリン(イタリア)に対し、得意のバック対バックでペースを握って打ち勝ち、ストレートの快勝で2回戦に駒を進めた。
 地元期待のユアン・ジアナン(フランス)はベロ(ナイジェリア)を寄せ付けず2回戦進出。
 東京大会に続く連覇を狙う陳夢(中国)も危なげない試合運びで初戦を突破した。
 これで女子シングルス1回戦が全て終了。男子同様、大きな波乱はなく、強者が順当に2回戦に勝ち上がっている。

サマラとの接戦に打ち勝った鄭怡静、吠える

A.ディアスは0対2から逆転勝利。対応力の高さを見せた

地元期待のパバドを沈めたツブ高使いのバトラ

よもやの完敗に肩を落とすパバド

▼女子シングルス2回戦
鄭怡静(TPE) 3,-9,8,9,-5,13 サマラ(ROU)
A.ディアス(PUR) -9,-7,10,12,8,7 ワン・エイミー(USA)
チャン・リリー(USA) 8,7,-9,-8,8,8 B.タカハシ(BRA)
バトラ(IND) 9,6,9,7 パバド(FRA)
ポルカノバ(AUT) -10,9,7,3,-12,7 シャオ・ジエニ(POR) 
エーランド(NED) 11,-8,-10,-9,8,9,9 マテロバ(CZE)

 続いて、女子シングルス2回戦の6試合が行われた。
 鄭怡静(中華台北)はベテランのサマラ(ルーマニア)に打ち勝って2回戦を突破。
 A.ディアス(プエルトリコ)はワン・エイミー(アメリカ)の果敢な攻めに第1、第2ゲームを奪われる苦しい展開になったが、第3ゲーム以降は勝負どころを物にして勝ちきった。
 地元期待のパバド(フランス)は、ツブ高ラバー使いのバトラ(インド)の変化速攻に対応できず、ストレートで敗れた。


女子シングルスのトーナメント



詳しい大会の記録はこちら
公益財団法人日本卓球協会:https://jtta.or.jp/tour/24750
World Table Tennis:https://worldtabletennis.com/eventInfo?selectedTab=Results&eventId=2603

(まとめ=卓球レポート)



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