パリオリンピック卓球競技5種目(混合ダブルス、男女シングルス、男女団体)が、パリ南アリーナ4(パリ・フランス)にて7月27日〜8月10日にて開催される。
競技4日目の7月30日は男女シングルスの2回戦と混合ダブルスの銅メダル決定戦と決勝が行われた。
ここでは7月30日に行われた男子シングルスの2回戦の結果をお伝えする。
※写真は戸上隼輔(日本)
※写真提供=ITTF/ONDA
▼男子シングルス2回戦
戸上隼輔(JPN) -9,4,-8,7,3,5 コズル(SLO)
カルデラーノ(BRA) -7,11,9,-8,3,5 ロブレス(ESP)
オフチャロフ(GER) 4,8,9,-11,3 イシイ(BRA)
林昀儒(TPE) 4,9,9,6 ガシナ(CRO)
男子シングルスは、初出場ながら1回戦から本来の力を発揮し、ワン・ユージーン(カナダ)を圧倒した戸上隼輔(日本)が2回戦でスロベニアの2番手コズルと対戦。戸上は序盤、多彩なサービスを持ち、ミスの少ないコズルを攻めきれずにゲームカウント0対1、1対2とリードを許すが、第4ゲームから果敢なチキータレシーブ、両ハンドドライブが切れ味を取り戻し、3ゲームを連取。後半は完全に自分のプレーで世界ランキング127位のコズルを退けた。戸上は3回戦で張禹珍(韓国)との対戦が決まっている。
カルデラーノ(ブラジル)は台から下がらずにリスクを負った攻撃で、中陣での攻守に活路を見いだしたかったロブレスを4対2で撃破。3回戦では地元期待の強打者A.ルブラン(フランス)との激戦が予想される。
前回3位のオフチャロフ(ドイツ)は、ビッグイベントでの調整力の高さを見せる安定したプレーでイシイ(ブラジル)を破りベスト16入り。3回戦ではフランスのエース、F.ルブランという強敵が待ち構えている。
前回4位の林昀儒(中華台北)は、質の高いサービス・レシーブからの前陣カウンターで、ガシナ(クロアチア)にストレート勝ち。3回戦でヨルジッチ(スロベニア)とピッチフォード(イギリス)の勝者と対戦する。
<7月31日の試合予定(男子シングルス2回戦)>
10時00分(日本時間17時00分) 王楚欽(CHN) ー モーレゴード(SWE)(※1)
10時00分(日本時間17時00分) ヨルジッチ(SLO) ー ピッチフォード(GBR)(※2)
11時00分(日本時間18時00分) 張本智和(JPN) ー No.アラミヤン(IRI)(※3)
11時00分(日本時間18時00分) レジムスキ(POL) ー リンド(DEN)(※4)
12時00分(日本時間19時00分) ジャア(USA) ー ジオニス(GRE)(※5)
12時00分(日本時間19時00分) 黄鎮廷(HKG) ー 樊振東(CHN)(※6)
<7月31日の試合予定(男子シングルス3回戦)>
15時00分(日本時間22時00分) O.アサール(EGY) ー ゲラシメンコ(KAZ)
15時00分(日本時間22時00分) F.ルブラン(FRA) ー オフチャロフ(GER)
16時00分(日本時間23時00分) A.ルブラン(FRA) ー カルデラーノ(BRA)
16時00分(日本時間23時00分) 張禹珍(KOR) ー 戸上隼輔(JPN)
17時00分(日本時間24時00分) ※2の勝者 ー 林昀儒(TPE)
20時00分(日本時間27時00分) ※1の勝者 ー 高承睿(TPE)
21時00分(日本時間28時00分) ※3の勝者 ー ※4の勝者
22時00分(日本時間29時00分) ※5の勝者 ー ※6の勝者
男子シングルスのトーナメント
詳しい大会の記録はこちら
公益財団法人日本卓球協会:https://jtta.or.jp/tour/24750
World Table Tennis:https://worldtabletennis.com/eventInfo?selectedTab=Results&eventId=2603
(まとめ=卓球レポート)