［国内大会］

長崎インターハイ　女子シングルスはベスト8が出そろう

2024.08.07

　高校生たちの祭典、全国高等学校総合体育大会（インターハイ）の卓球競技が8月3～8日に長崎県大村市の大村市体育文化センター（シーハットおおむら）で開催される。
　競技4日目の本日8月7日は、女子シングルス2回戦〜5回戦までが行われ、ベスト8が出そろった。
※写真はベスト8に勝ち残っている竹谷美涼（リベルテ）

▼女子シングルス4回戦の結果
青木咲智（四天王寺　3-0　吉田一葉（萩光塩学院）
櫻井花（星槎横浜）　3-0　立川釉菜（明徳義塾）
附田美瑠姫（青森商業）　3-2　浅井柚香（進徳女子）
山室早矢（桜丘）　3-0　島村果怜（横山隼人）
兼吉優花（四天王寺）　3-1　佐久間芽生（文星芸大附）
山岸唯菜（新潟産大附）　3-1　日下部詩季（遊学館）
小野蒼彩（進徳女子）　3-1　桧山夏望（横浜隼人）
面手凛（山陽学園）　3-0　樋浦光（正智深谷）
田旻一（桜丘）　3-0　久保璃歩（開新）
岩木仁香（横山隼人）　3-0　堀江うた（東洋大姫路）
竹谷美涼（リベルテ）　3-1　佐藤野々華（新潟産大附）
遊佐美月（愛み大瑞穂）　3-0　村山緋翠（札幌大谷）
髙森愛央（四天王寺）　3-2　渡邉心葉（明徳義塾）
熊田陽花（正智深谷）　3-1　原田優衣（桜の聖母）
大野紗蘭（希望が丘）　3-0　東ゆめ（明誠）
栗山優菜（桜丘）　3-0　山岸愛菜（新潟産大附）

▼女子シングルス5回戦の結果
青木咲智（四天王寺） 3-0　櫻井花（星槎横浜）
山室早矢（桜丘）　3-0　附田美瑠姫（青森商業）
兼吉優花（四天王寺）　3-0　山岸唯菜（新潟産大附）
面手凛（山陽学園）　3-0　小野蒼彩（進徳女子）
田旻一（桜丘）　3-0　岩木仁香（横山隼人）
竹谷美涼（リベルテ）　3-1　遊佐美月（愛み大瑞穂）
髙森愛央（四天王寺）　3-0　熊田陽花（正智深谷）
栗山優菜（桜丘）　3-2　大野紗蘭（希望が丘）

　第1シードの青木咲智（四天王寺）は、3回戦で松川佳代（武蔵野）の粘り強い両ハンドに1対2と追い込まれるが、ここを切り抜けると、5回戦では関東王者のルーキー・櫻井花（星槎横浜）を下してベスト8入り。昨年に続く連覇に向けて集中力が高めていることだろう。

　昨年ベスト16の山室早矢（桜丘）、全日本ジュニア3位の兼吉優花（四天王寺）の二人のカットマンも順調にベスト8入り。両者とも質の高いカットと精度の高い攻撃で、ここまで相手を寄せ付けない勝ち上がりを見せている。
　優勝争いに深くからむであろう昨年ベスト8の面手凛（山陽学園）、ベスト4の田旻一（桜丘）も危なげなく勝ち上がっている。

　ルーキーの竹谷美涼（リベルテ）は、昨年8強の遊佐美月（愛み大瑞穂）とのハイレベルな打ち合いを制してベスト8入り。同じく、ルーキーの髙森愛央（四天王寺）は、4回戦で渡邉心葉（明徳義塾）にゲームオールまで迫られるも、ここを切り抜けると、5回戦で熊田陽花（正智深谷）に快勝し、ベスト8に入った。竹谷、髙森、二人のルーキーがどこまで勝ち上がるのか注目だ。
　
　昨年2位の栗山優菜（桜丘）は3回戦で古賀咲音（滋賀学園）のカットにゲームオールの大苦戦。最終の第5ゲームも大きくリードを許す展開となったが、気力を振り絞って古賀のカットを打ち抜き、逆転で勝利すると、5回戦でも九州王者のルーキー・大野紗蘭（希望が丘）とゲームオールの大接戦になるが、勝負どころで得点を渡さず、昨年越えへの執念を見せている。

　明日8月8日（木）の9時から行われる女子シングルス準々決勝のカードは以下の通り。

■女子シングルス準々決勝（6回戦）の組み合わせ
青木咲智（四天王寺）　-　山室早矢（桜丘）　
兼吉優花（四天王寺）　-　面手凛（山陽学園）　
田旻一（桜丘）　-　竹谷美涼（リベルテ）　
髙森愛央（四天王寺）　-　栗山優菜（桜丘）　