令和6年度全日本卓球選手権大会(団体の部)が、10月18〜20日まで、滋賀県の野洲市総合体育館で開催される。同大会は、各カテゴリーのトップチームから男女それぞれ12チームが出場し、団体の日本一を争う大会だ。
大会2日目の10月19日は、男子団体予選リーグ最終戦と決勝トーナメント1回戦(準々決勝)が行われ、ベスト4が出そろった。
※写真は神巧也(ファースト)
▼男子団体準々決勝の結果
ファースト 3-0 日鉄物流ブレイザーズ
○丹羽 3-1 藤村
○神 3-2 髙見
○高木和 3-1 定松
丹羽 - 髙見
神 - 藤村
協和キリン 3-0 ジュニアナショナルチーム
○宇田 3-0 岩井田
○松平 3-1 川上
○渡辺 3-1 小野
宇田 - 川上
松平 - 岩井田
シチズン時計 3-2 日本大学
○阿部 3-0 加山
三部 1-3 伊藤○
○上村 3-1 辻井
阿部 2-3 伊藤○
○三部 3-1 加山
愛知工業大学 3-0 愛工大名電高校
○谷垣 3-2 坂井
○横谷 3-1 面田
○鈴木 3-0 杉浦
横谷 - 坂井
谷垣 - 面田
前回初出場初優勝を果たしたファーストは、前期日本リーグ優勝の日鉄物流ブレイザーズを下して4強入り。トップで丹羽がエース格の藤村を下して先制すると、神が髙見にゲームオールで競り勝ち、高木和も続いてストレートで難敵を退けた。
全日本実業団3位の協和キリンはジュニアナショナルチームの挑戦をストレートで跳ね返し、準決勝に駒を進めた。その準決勝では先月行われた全日本実業団の準決勝で大激戦の末に敗れたファーストと対戦する。リベンジなるか注目だ。
前回3位のシチズン時計対インカレ2位の日本大学の一戦は、ラストまでもつれる接戦になったが、シチズン時計が振り切って準決勝進出。日本大学・伊藤の気迫あふれる両ハンドに2点を奪われるも、ラストで三部が踏みとどまり、日本リーグの意地を見せた。
インカレ王者の愛知工業大学対インターハイ王者の愛工大名電高校の同門対決は、愛知工業大学が先輩の意地を見せて勝利し、準決勝へ。トップで谷垣が愛工大名電エース・坂井との大接戦を制して勢いに乗り、ストレートで押し切った。
明日10月20日(日)の9時から行われる男子団体準決勝のカードは以下の通り。
【男子団体準決勝の組み合わせ】
ファースト - 協和キリン
シチズン時計 - 愛知工業大学
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会内大会サイト:https://jtta.or.jp/tour/24764
(取材=卓球レポート)