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2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)
13歳以下女子シングルスは瓜生日咲が優勝

 JOCジュニアオリンピックカップ2024年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が、2024年11月1日(金)~3日(日)まで、長崎県の長崎県立総合体育館で開催。
 大会最終日はシングルス各種目の5回戦〜決勝が行われ、13歳以下女子シングルスは瓜生日咲(木下アカデミー)が初優勝を飾った。

【13歳以下女子シングルス優勝】瓜生日咲(木下アカデミー)

準々決勝から3試合連続でゲームオールの接戦を制してうれしい初優勝

昨年2位の瓜生が粘り強いプレーで念願のタイトルを手にした

▼13歳以下女子シングルス5回戦
瓜生日咲(木下アカデミー) 3ー0 渡辺柚月(新発田ジュニア)
西見香音(ピンポンハウス徳山) 3ー2 飯田莉々花(NEX'TAGE)
村松心菜(羽佳卓球倶楽部) 3ー0 中田宇海(貝塚第二中)
新谷真奈(フェニックス卓球クラブ) 3ー2 森星姫(森卓球塾)
真田晴羽(トップ名古屋) 3ー1 稲垣芽唯(田阪卓研)
大山葉音(ミキハウスJSC) 3ー1 榎本佳純(チーム桜)
鈴木希華(マイダス) 3ー1 橋下葵(トップピンポン)
松島美空(京都カグヤライズ) 3-0 山本愛結(みつのきTTC)

▼13歳以下女子シングルス準々決勝
瓜生日咲(木下アカデミー) 3(11,-8,-6,6,11)2 西見香音(ピンポンハウス徳山)
村松心菜(羽佳卓球倶楽部) 3(9,7,11)0 新谷真奈(フェニックス卓球クラブ)
真田晴羽(トップ名古屋) 3(-8,-8,6,18,9)2 大山葉音(ミキハウスJSC)
松島美空(京都カグヤライズ) 3(8,8,7)0 鈴木希華(マイダス)

▼13歳以下女子シングルス準決勝
瓜生日咲(木下アカデミー) 3(8,-6,4,-12,6)2 村松心菜(羽佳卓球倶楽部)
松島美空(京都カグヤライズ) 3(6,2,6)0 真田晴羽(トップ名古屋)

▼13歳以下女子シングルス決勝
瓜生日咲(木下アカデミー) 3(-5,-9,8,8,5)2 松島美空(京都カグヤライズ)

 13歳以下女子の決勝は、昨年の準決勝と同じ瓜生(木下アカデミー)対松島(京都カグヤライズ)の好カードとなった。
 カット打ちの安定性をしっかり高めてきた松島に対して、瓜生が出遅れて0対2とリードを許したが、ここから徹底した守備からの攻撃という戦術が奏功し逆転。昨年、惜しくも届かなかった念願のタイトルを手にした。
 3位には、高い攻撃力で瓜生を追い詰めた村松(羽佳卓球倶楽部)と、準々決勝で大山(ミキハウスJSC)との大接戦を制した真田(トップ名古屋)が入った。

●瓜生日咲選手のコメント
 昨年度の大会では決勝で負けてしまって2位だったので、今年は絶対に優勝しようと思って臨んできたので優勝できてうれしいです
 フォア前のレシーブを結構練習してきて、松島選手はサーブが上手いのでレシーブで甘くなってしまったら松島選手の流れになってしまうので、しっかりと厳しくレシーブをして自分のプレースタイルに近づけることができたかなと思います。
 (決勝は0対2からの逆転でしたが?)やっぱり0対2になった時に結構厳しいと思ったんですけど、普段教えてくれているコーチの方々やサポートしてくれている人がいるので、優勝して恩返ししたいなと思って思ったので、諦めないで最後までやりました。
 松島選手はすごいカット打ちが上手くなっていて、簡単にはミスらないので、自分が先にミスってしまったら負けてしまうので、簡単にミスらないように心掛けました。
(木下アカデミーではトップ選手とも練習していると聞きましたが?)例えば、木下アビエルが(カットの選手がいる)日本ペイントと対戦する時に練習相手としてやったり、普通に美和ちゃん(張本美和)とかにも練習でカット打ちをお願いしますとか言われたりします。トップ選手のボールはやっぱり質が違うというか、小学生とか中学生のボールじゃないなっていうのがあります。質の高いボールを受けることで、小中学生のボールは簡単に返せるようになったりするので、すごい良い練習になっています。
(次の目標は?)全日本ジュニアがありますが、去年は1回戦負けなので、強い選手たくさんいるのでベスト4を目指します。

【13歳以下女子シングルス2位】松島美空(京都カグヤライズ)

攻撃力、安定感を増してきたが決勝では瓜生のカットを攻めきれなかった

【13歳以下女子シングルス3位】村松心菜(羽佳卓球倶楽部)

攻撃力の高い両ハンドで表彰台に

【13歳以下女子シングルス3位】真田晴羽(トップ名古屋)

準々決勝で大山との熱戦を制しベスト4入り

詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ:https://jtta.or.jp/tour/24769

(取材=佐藤孝弘)

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