［国内大会］

第52回全国高校選抜卓球大会　〜女子学校対抗はベスト4が出そろう〜

2025.03.22

　
　第52回全国高等学校選抜卓球大会が3月20～23日、岡山県総合グラウンド体育館（ジップアリーナ岡山）と岡山市総合文化体育館（男子団体の予選リーグのみ）で開催。
　選抜大会は新学期を間近に控えた1〜２年生による学校対抗の団体戦と、過去に選抜大会やインターハイ、全日本選手権大会などへの出場経験がない選手による男女シングルスが行われる大会だ。

　大会3日目は、女子学校対抗の決勝トーナメント1回戦と準々決勝（２回戦）が行われ、ベスト4が出そろった。
　女子学校対抗決勝トーナメント1回戦と準々決勝の結果、明日3月23日（日）の9時から行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。
※写真は、五十嵐のぞみ（横浜隼人）

▼女子学校対抗1回戦決勝トーナメント
四天王寺（大阪）　3-0　明誠（島根）
龍谷大平安（京都）　3-0　明豊（大分）
山陽学園（岡山）　3-2　留萌（北海道）
進徳女子（広島）　3-2　桜の聖母（福島）
桜丘（愛知）　3-1　岩国商業（山口）
明徳義塾（高知）　3-1　遊学館（石川）
正智深谷（埼玉）　3-0　青森商業（青森）
横浜隼人（神奈川）　3-0　土佐女子（高知）

▼女子学校対抗準々決勝（決勝トーナメント2回戦）
四天王寺（大阪）　3-0　龍谷大平安（京都）　
山陽学園（岡山）　3-1　進徳女子（広島）　
桜丘（愛知）　3-2　明徳義塾（高知）　
横浜隼人（神奈川）　3-2　正智深谷（埼玉）

　今大会で10連覇を目指す四天王寺は、1回戦で明誠、2回戦で龍谷大平安をともにストレートで下し、危なげなく準決勝進出。偉業に向けて隙のないプレーを続けている。
　地元の山陽学園は1回戦で留萌にラストまで迫られるも、5番で今大会単複起用の齋木が土肥のカットを落ち着いて攻略して勝ち切ると、準々決勝では進徳女子を3対1で振り切り、ベスト4へ駒を進めた。明日の準決勝では四天王寺に挑む。地の利を生かし、王者の牙城を揺るがせるか注目だ。
　桜丘対明徳義塾は、層の厚さでわずかに上回った桜丘が3対2で勝利し、準決勝進出。桜丘は、1対2とあとがなくなったところから4番でエースの山室、5番で山室とダブルスを組む丸添が、それぞれ集中したプレーでストレート勝利し、強豪を振り切った。
　横浜隼人対正智深谷の関東対決はラストまでもつれる大熱戦の末、昨年2位の横浜隼人に軍配。横浜隼人は、正智深谷のエース熊田に2点を奪われるも、4番で五十嵐、5番で澁川が接戦を制し、準決勝進出を果たした。