第52回全国高等学校選抜卓球大会が3月20~23日、岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)と岡山市総合文化体育館(男子団体の予選リーグのみ)で開催。
選抜大会は新学期を間近に控えた1〜2年生による学校対抗の団体戦と、過去に選抜大会やインターハイ、全日本選手権大会などへの出場経験がない選手による男女シングルスが行われる大会だ。
大会3日目は、男子学校対抗の決勝トーナメント1回戦と準々決勝(2回戦)が行われ、ベスト4が出そろった。
男子学校対抗決勝トーナメント1回戦と準々決勝の結果、明日3月23日(日)の9時から行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。
※写真は、岡本智心(野田学園)
▼男子学校対抗決勝トーナメント1回戦
白子(三重) 3-1 出雲北陵(島根)
野田学園(山口) 3-0 滝川(兵庫)
静岡学園(静岡) 3-2 専大北上(岩手)
遊学館(石川) 3-1 学館浦安(千葉)
希望が丘(福岡) 3-1 埼玉栄(埼玉)
実践学園(東京) 3-1 明徳義塾(高知)
育英(兵庫) 3-0 足立学園(東京)
愛工大名電(愛知) 3-0 城南(徳島)
▼男子学校対抗準々決勝(決勝トーナメント2回戦)
野田学園(山口) 3-2 白子(三重)
静岡学園(静岡) 3-2 遊学館(石川)
希望が丘(福岡) 3-2 実践学園(東京)
愛工大名電(愛知) 3-2 育英(兵庫)
新チームで臨む春の高校選抜は、各チームとも手探りのため接戦が多くなるが、それを証明するかのように男子学校対抗の準々決勝は4試合全てがラストまでもつれる大接戦になった。
一昨年優勝の野田学園は、1回戦で昨年優勝の出雲北陵を下した白子と対戦。ダブルスを終えて1対2と追い込まれたが、4番で岡本が粘り強いプレーで白子エースの北村を下す金星が物をいい、逆転で4強入りを果たした。
静岡学園対遊学館は僅差で静岡学園に軍配。倉知が躍動感あふれる両ハンドで2点取りすると、ラストで本間が遊学館1年生左腕の小野をゲームオールで振り切って準決勝へ駒を進めた。
昨年2位の希望が丘も実践学園に3対2で勝利し、4強入り。前半1対1で迎えたダブルスを落としてあとがなくなったが、4番で森駿登が藪下を、5番で大貫が並木をそれぞれ落ち着いたプレーで下し、逆転勝利を収めた。
3年ぶりの優勝を目指す高校卓球界の盟主・愛工大名電は、育英エースの谷本に2点を奪われたが、それ以外は危なげない試合運びで勝利して4強入り。2点を奪われても動じないチーム力の高さを見せている。




▼男子学校対抗準決勝の組み合わせ
野田学園(山口) - 静岡学園(静岡)
希望が丘(福岡) - 愛工大名電(愛知)
(取材=卓球レポート)
詳しい記録は全国高体連卓球専門部ホームページに掲載されています。
全国高体連卓球専門部外部リンク:
https://sites.google.com/view/r6senbatsu/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0