仕入商品2019年入社 法学部卒業高杉 東志
幼少期からの卓球経験を生かし、国内営業を経て現在は製品の企画・開発を行う。卓球漬けの日々からどのように社会人としての武器を見つけたのか、自分に足りないものは何だったのか、その答えを見つけた過程について聞いた。
私は父と兄の影響で、幼少期から卓球をしていました。卓球を始めた当時からバタフライのことは知っていて、「世界のトッププレーヤーしか契約ができない憧れのブランド」というイメージでしたね。
卓球は大学まで続けていて、選手としては卓球で仕事を探すこともできたかもしれませんが、選手生活も一生続けられるわけではないことからどこかで選手としては区切りをつけないといけないと考え、就職という道を選ぶことにしたんです。
幼少期からずっと卓球漬けの毎日だったので、卓球をプレーする日々から離れるというのは大きな決断でした。就職活動では、「卓球にどっぷり浸かったこれまでの日々」を「卓球しかしてこなかった」とマイナスに捉えるのではなく、プラスにできるような仕事に就きたいと思いタマスへのエントリーを決めました。
タマスの採用試験では、最終選考時に希望部署を決めて受験をするんです。私は小さい頃から、両親の影響で卓球留学と語学留学を兼ねて中国に滞在した経験が多く、その経験を生かせるのではないかと思い海外営業の試験を受けました。
その後、縁があり無事入社は決まったのですが、「プロの卓球選手じゃない人間として社会に出たときに、自分は卓球以外の何を武器にすればよいのだろう」という悩みが生まれました。さらに、入社直後の全部署を回る社員研修で、希望していた海外営業での研修を受けた際に自分がいま持っている以上のスキルが必要だと気づいたんです。
そこで最終的な配属の判断は会社に委ね、国内営業への配属が決まりました。その後、社内の組織改変に伴い、製品の企画・開発を行う部署へ異動となったんです。そこは中国での経験を生かせる部署でした。
異動が決まったのは社会人2年目になったばかりの頃で、社内では異例のタイミングだったこともあり戸惑いもありましたが、今となっては会社が自分の適性を見抜いてくれた結果だったと実感できています。
そこでようやく、入社時に悩んでいたタマスで働く上での自分の武器が何だったのか明確に分かった気がしました。
現在の部署では、ウエア・シューズ・バックなどのデザインや仕様の評価を行う業務があるのですが、異動直後はかなり苦戦しましたね。入社するまでバタフライは憧れのブランドで、「バタフライの名前がついているものなら、よいものに違いない」と思って使っていたので、いざ評価をしようとしてもどこにダメ出しをしたらいいか分からない状態だったんです。そこで、選手時代と違って新たに生み出す側としての視点が必要なんだと気づきました。
さらに自分は長年卓球をしてきたこともあり、特に卓球歴の浅いお客様の着眼点になかなか気づけないというのも弱点でした。一般のお客様の声を聞いてみると、自分が普段気にしていない用具のポイントを気にする方が多く、寄り添いたいという気持ちがあっても、思考をすり合わせるのは容易ではありませんでした。
プロの選手だけでなく、部活動や趣味で卓球を楽しむ一般のお客様の「感覚」にも寄り添う力が試されているなと感じましたね。それに気づいてからは、契約選手だけでなく販売店や一般のお客様からの声を他部署からできるだけたくさん集めて用具に反映できるよう、より一層心掛けています。
今の仕事は中国の現地工場とのやりとりを行うこともあり、自分の語学力を生かせる部分が多くあります。今後は自分の能力も生かしつつ、自分もいちプレーヤーとして卓球との関わりを楽しむことで、幅広い層のお客様に求められる製品の企画・開発を行っていきたいと思っています。
50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180人
従業員数
※2023年12月1日現在
1950年
創立
数字で見るバタフライ
バタフライを数字でご紹介いたします。
50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180名
従業員数
1950年
創立
4拠点
海外拠点
(ドイツ・中国・韓国・タイ)
280名
契約選手数
41歳
平均年齢
43歳
管理職の平均年齢
4%
離職率
※過去10年間の新卒採用者
125日
年間休日数
14日
平均有給休暇取得日数
100%
産休復帰率
※過去10年間の実績
6:4
男性:女性の割合
6:4
文系:理系の割合
6:4
卓球経験:未経験の割合
6:4
新卒:中途の割合
※2023年12月1日現在
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