基礎研究2019年入社 環境科学院卒業寺村 大輝
海外での経験をきっかけにタマスへの入社を志し、現在は用具研究を行う。仕事もプライベートも大事にしながら、研究のアイデアを蓄積し続けるコツとは?タマスの研究を担う極意を尋ねた。
私がタマスでの就職を志した一つのきっかけに、ニュージーランドでの経験がありました。中学時代に卓球を始めてから大学院まで続けていたのですが、大学院の時に語学留学先のニュージーランドで現地の大会や卓球クラブに参加したことがあったんです。
ちょうど自分が訪れた時、その大会も卓球クラブもすごく盛り上がっていて、卓球文化が日本ほど浸透していないニュージーランドでも多くの人と気軽につながれること、感動を分かち合えることに、卓球の魅力を強く感じました。同時に、卓球がまだメジャーなスポーツではない地域にもっと卓球を広めたいという気持ちにもなりました。
もともと研究をすることが好きで研究者になることも考えていましたが、そこで卓球の可能性を感じてからは卓球関連の会社を視野に入れて就職活動を行うようになりました。
中学時代から卓球をやっていた私にとって、当時のバタフライは気づかないうちに自然と選択肢に入ってくる、当たり前だけどどこか憧れるブランドでした。そんなタマスでの採用の過程で、他の会社と圧倒的に違うと感じたのは雰囲気の良さでした。面接で会社を訪れた際、廊下ですれ違うたびに社員の方があいさつをしてくれ、面接官の方も明るい方ばかりでとても気持ちのよい会社だという印象でしたね。
また、採用にかける時間が想像以上に長かったことも他社とは違う点でした。博士課程に進むことも視野に入れながらの就職活動でしたが、じっくり向き合ってくれる採用過程の中で、そこまで見て判断してくれるならこの会社で人生を送りたいという気持ちが強くなりました。採用の場には毎回社長が同席されるので、入社前に社長の人となりが分かるというのも就職に対する不安が解消されるよい点でした。
今は用具の研究を行う部署に所属し、卓球用具の開発のための設計手法や評価方法などの研究を行っています。自分の好きな卓球と研究を掛け合わせた仕事ということもありますが、毎日新しいことに取り組める環境に、入社当初から変わらず今でもワクワクし続けています。
ものづくりにおいて新しいものを作り出すというのは、「0から発想するもの」と「既存のアイデアを組み合わせて出来上がるもの」の2パターンあるのですが、いいものを作り出すために共通して言えるのは、いかに常にアンテナを立てていられるかだと思っています。
私は仕事の中でインプットの時間を特別設けているわけではないのですが、生粋の探求好きなので、他の社員の研究結果や業界の先行研究などから使えそうなアイデアを蓄積したり、組み合わせを検証したりと、ありとあらゆる場面で研究の種が落ちていないか常々目を光らせていますね。
どちらかというと仕事だけに没頭するよりはワークライフバランスをしっかり保ちたい方なのですが、プライベートでもアイデアが浮かぶ時間があるくらい常にアンテナを張っていますし、それを楽しんで働くことができています。
これからは、今までにない画期的な性能を持った用具の開発もやってみたいです。そのためにはやはり、日々の小さな積み重ねが大事だと感じています。うまくいかないことも多いですが、失敗で終わらせずにそこからの学びを次に生かすことを意識して日々邁進しています。
タマスは大きな企業ではないからこそ一人一人が担う範囲も多く、その分チャンスもたくさんあります。これは入社前に想像していた以上で、実際に私も英語力を買われ、国際卓球連盟との会議に出席させていただく機会をもらっています。
挑戦しがいのあるこのような環境で、「これならお客様が喜んでくれる」と思えるような驚きのある製品を開発したいですし、それで卓球界が盛り上がれば本望ですね。そして自分もそれを使って卓球を楽しみたいと思っています。
50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180人
従業員数
※2023年12月1日現在
1950年
創立
数字で見るバタフライ
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50%
ラケット・ラバー使用率
※世界卓球2019ブダペスト大会
180名
従業員数
1950年
創立
4拠点
海外拠点
(ドイツ・中国・韓国・タイ)
280名
契約選手数
41歳
平均年齢
43歳
管理職の平均年齢
4%
離職率
※過去10年間の新卒採用者
125日
年間休日数
14日
平均有給休暇取得日数
100%
産休復帰率
※過去10年間の実績
6:4
男性:女性の割合
6:4
文系:理系の割合
6:4
卓球経験:未経験の割合
6:4
新卒:中途の割合
※2023年12月1日現在
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