今大会のジュニア女子は大本命が不在と予想される中、第1シードの長﨑美柚、木原美悠(ともにエリートアカデミー)、第2シードの塩見真希(四天王寺高)といった選手たちがベスト8へ名を連ねた。昨年決勝に勝ち進むも惜しくも優勝を逃した長﨑は、この一年で両ハンドの攻撃にさらに磨きがかかった。明日の準々決勝では同じサウスポーの出雲美空(遊学館高)と対戦。2年前の全中の準々決勝でも対戦しており、そのときは長﨑が勝利を収めているが、今回の対戦ではどうなるか。
木原はここまで苦しむ場面も見られるが、要所で打ち負けない強さが光る。得意のバックハンドに加えてフォアハンドにも進境を見せており、今日の戦いにも注目が集まる。準々決勝では昨年の全中の準決勝で対戦した菅澤と再戦。このときは木原が勝利したが、今回の対決ではどちらが勝利をつかむか。このほか、国際大会でも活躍する塩見は千葉菜月(遊学館高)と、着実に力をつけている中学1年生の大藤沙月(ミキハウスJSC)は岡崎日和(川口総合高)と対戦する。
優勝予想が非常に難しいジュニア女子を制するのは誰なのか。ニューヒロインの誕生から目が離せない。
<ジュニア女子準々決勝>
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー) - 出雲美空(遊学館高)
岡崎日和(川口総合高) - 大藤沙月(ミキハウスJSC)
菅澤柚花里(ミキハウスJSC) - 木原美悠(JOCエリートアカデミー)
千葉菜月(遊学館高) - 塩見真希(四天王寺高)
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
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