水谷隼、中国スーパーリーグデビュー |
全日本チャンピオンの水谷隼(スヴェンソン)が、世界最高峰の中国スーパーリーグに挑戦する。
水谷は兼ねてからヨーロッパだけでなくアジアの卓球を学びたいと考えており、今回の武者修行が決まった。水谷が加入する浙商銀行(杭州尼瑞)は、昨年準優勝の強豪チーム。オリンピック金メダリストの馬琳(中国)を擁しているチームだ。
中国スーパーリーグは10月4日に開幕し、ホーム&アウエーでの対戦が12月14日まで行われる。
浙商銀行の開幕戦は、ホームで魯能・中超電纜と対戦した。水谷は2番のシングルスで中国デビューを果たした。中国の若手成長株である張継科に対していずれのゲームも接戦となるが、無念のストレート負けを喫して黒星スタートとなった。水谷は続く3番のダブルスで張超と組んで登場。柳洋・周金に対して序盤から優位に戦って3−1で見事に初勝利を飾った。
浙商銀行は魯能・中超電纜にラストまで持ち込まれたが、最後は張超が競り勝って、白星発進を飾った。
水谷はデビュー戦について「中国リーグの試合に初めて出場をしましたが、とても緊張をして思うようなプレーをすることができませんでした。 しかしチームが勝つことができたので良かったです。次の試合では是非シングルスで勝ちたいと思います。」とコメントしている。
水谷は、全日本学生選手権大会に出場するため一時帰国するが、それ以降は可能な限り参戦する予定だ。
※情報提供:チームマツシタ