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世界卓球2009横浜 男子日本代表選考会 ~大矢と松平賢二が男子シングルスの代表権を獲得~

世界卓球2009横浜の男子日本代表選考会が行われ、大矢英俊(青森大)と松平賢二(青森大)が男子シングルスの代表権を獲得した。

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松平賢二と大矢英俊が世界卓球2009横浜の代表権獲得

 平成20年12月21~24日、世界卓球2009横浜(個人戦)の男子日本代表選考会がナショナルトレーニングセンター(NTC)で開催された。
 今回の選考会は、まず24名の選手が2つのリーグに分かれて第1ステージを行う。
 続いて、各リーグの上位3名(合計6名)によるトーナメントを行い、優勝した選手が第1代表が決定する。さらに第1代表決定トーナメントの準決勝で敗れた選手2名の対戦勝者と、第1代表決定トーナメントの決勝で敗れた選手が第2代表を争う。

 第1ステージ、Aグループは大矢が9勝1敗で1位通過。2位は同じく9勝1敗の岸川(スヴェンソン)、3位は7勝3敗の松平賢二(青森大)という結果に。
 Bグループは松平健太(青森山田高)が10勝1敗で1位。2位に9勝2敗の高木和卓(東京アート)、3位争いは7勝4敗が3名並んだが、下山(協和発酵キリン)が勝ち上がった。

 第2ステージ第1代表決定トーナメント、1回戦は松平賢二が高木和卓に、下山が岸川に勝利を収めて準決勝にコマを進めた。準決勝は大矢が松平賢二にゲームオールで勝利。一方の準決勝は松平健太が下山をストレートで下した。
 第1代表決定戦は大矢と松平健太の争いとなった。試合は松平健太が3−1と王手をかけたが、先輩の大矢がここから3ゲーム続けて11-9という競り合いをものにして大逆転勝利。見事に世界卓球2009横浜の男子シングルス出場権を獲得した。

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大矢が見事に第1代表を射止めた


 この結果、第2ステージ第2代表決定トーナメントは、松平健太、松平賢二、下山の3選手で争われることに。準決勝は松平賢二が下山をゲームオールで振り切って、決定戦は松平兄弟のガチンコ勝負となった。
 両者は昨年のインターハイ準決勝で戦っており、その時は弟の健太が快勝している。今回も健太が先行したが、ここから兄・賢二が意地を見せた。第2ゲームを11-2で圧倒すると、第3ゲーム以降はいずれのゲームも競り合いながら、最後は賢二が振り切った。結局4−1で松平賢二が兄弟対決を制して、第2代表の座を獲得した。

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松平賢二、兄弟対決を制して代表を決めた

 なお、男子シングルスの代表権は、選考基準を満たしている韓(東京アート)、水谷(スヴェンソン)、吉田(グランプリ大阪)が内定。残りの枠は、来年1月の全日本選手権大会優勝者、および強化本部推薦で決定されることになっている。

 選考会の記録は日本卓球協会のホームページをご覧ください。
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
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