9月15~17日にインドのアフマダーハードで2017年アジアカップが開催され、男子は林高遠(中国)、女子は朱雨玲(中国)がいずれも同士打ちを制しては頂点をつかんだ。
林高遠は予選リーグ(第1ステージ)で水谷隼(日本)に敗れたものの2位で決勝トーナメント(第2ステージ)に進出すると、丁祥恩(韓国)、陳建安(中華台北)を破って決勝進出を果たした。決勝では樊振東(中国)との同士打ちを制して頂点をつかんだ。
日本から出場した水谷と丹羽孝希はともに予選リーグを1位通過したが、決勝トーナメントでは準々決勝で水谷が樊振東に1対4、丹羽が陳建安に2対4で敗れた。水谷はその後の順位決定戦で荘智淵(中華台北)、丁祥恩に勝利して最終成績は5位、丹羽は順位決定戦で丁祥恩に敗れ、8位になった
女子は朱雨玲が初優勝。朱雨玲は平野美宇(日本)らを破って予選リーグを1位通過すると、決勝トーナメントでは準決勝で再び平野を破って決勝に進出。迎えた決勝ではこの大会で3度優勝している劉詩雯(中国)とのゲームオールの熱戦を制して女王の座を手にした。
日本から出場した石川佳純と平野は、石川が予選リーグを1位通過で決勝トーナメントに進出。平野は予選リーグで朱雨玲と杜凱琹(香港)に敗れたが、プレーオフでバトラ(インド)に勝利して決勝トーナメント進出を決めた。迎えた決勝トーナメントでは、石川、平野ともに準々決勝を勝ってベスト4に進出。準決勝では石川が劉詩雯、平野が朱雨玲に敗れて、両者ともに3~4位決定戦に回った。3~4位決定戦では石川がフルゲームの末に平野に勝利して3位に、敗れた平野は4位になった。
今大会の記録は国際卓球連盟のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com