株式会社タマス(バタフライ)の新製品展示会「バタフライ ブランド フェア 2023 スプリング」が3月7~8日、バタフライ卓球道場(東京都杉並区)で行われた。
4年ぶりの新製品展示会ということもあり、全国から大勢のスポーツショップや卓球専門店などが来場し、ずらっと展示されたラケット、ラバー、ウエア、シューズなどの新製品の出来栄えを確認した。
とりわけ大きな注目を集めたのは、ディグニクスシリーズの技術を用いて開発したシートとスプリング スポンジXを搭載した新ラバー『グレイザー』と『グレイザー09C』だ。多くの卓球ショップのスタッフが試打会場に用意されたテスト用ラケットを手に取り、その感触をしっかりと確かめていた。
そして、もうひとつの注目は、水谷隼氏がプロデュースしたラケット『水谷隼 メジャー』だ。水谷氏が「卓球をメジャーにしたい」という思いで名付けた新ラケットのお披露目イベントに登場し、このラケットに求めた性能や開発秘話を語った。
また、イベントパートナーとして『グレイザー』と『グレイザー09C』を貼ったラケットを手にして登場した有延大夢選手(琉球アスティーダ)とエキシビションマッチで対戦。
水谷氏が「ベストバランス」と推奨する『水谷隼 メジャー』と『ロゼナ』を組み合わせたラケットを手に取り、現役時代を彷彿させるダイナミックなラリーを披露し、会場を大いに盛り上げた。
今回展示された新製品は、随時、全国のショップの店頭に並んでいく予定だ。
3月12日には、事前抽選で選ばれた小中高校生を対象にスペシャルイベントが開催された。
試打会場は、いち早く『グレイザー』と『グレイザー09C』が試せるとあって、開場から順番待ちの列ができた。また、ユーザー向けイベントと言うことで、特製の的当てゲームが登場。20個の的をめがけて果敢にボールを打ち込む姿が見られた。
お待ちかねの水谷隼氏のセッションは上田仁選手(T.T彩たま)をパートナーに迎えて行われた。青森山田中学・高校の先輩・後輩ということで息の合った好ラリーを披露。全国から集まった卓球ファンは、間近で繰り広げられたトップレベルの技にくぎ付けとなった。
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(まとめ=卓球レポート)