(写真提供=乒乓世界)
男子は第1ステージ1位の寧波チームがエース馬龍の活躍で、雷振華、郝帥の天津チームを2対0で下し決勝進出。一方、第1ステージ2位の張継科を擁する山東チームは、張継科が許昕に2敗したのが響いてまさかの連敗。決勝進出を果たしたのは許昕、王励勤の上海チームとなった。
決勝戦第1試合は、ホームの上海で王励勤が好調の馬龍を破る波乱含みの幕開けとなった。しかし、2番で寧波チーム第2エースの閻安が許昕をストレートで下し1対1に。ダブルスは上海チームが押さえるが、4番で馬龍が許昕を破り、勝負はラストに。上海・尚坤対寧波・朱世爀のラストは1-1の激戦となったが、最終ゲームで朱世爀が逆転勝ちを収め、寧波はアウェーで貴重な先制点を挙げた。
第2試合は寧波のホーム。第1試合でも許昕を破った閻安がここでもトップで許昕を破り勢いをつけると、2番で馬龍が王励勤にきっちりリベンジを果たして王手。ダブルスは上海が取り返したが、4番のエース対決は馬龍が許昕を3対0と圧倒。寧波が優勝を決め、2007年、2009年シーズン以来3度目の優勝カップを手にした。
馬龍は個人成績でも27勝2敗と断トツのトップ(2敗は第1節の張継科戦と決勝の王励勤戦)。同士打ちの強さには定評のある馬龍だが、この成績は驚異的と言える。無冠の帝王はパリ大会でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
中国超級リーグ チーム・選手一覧(PDF・日本語)
中国超級リーグ試合日程・結果(PDF・日本語)
<男子決勝第1試合>
上海金邁馳 2−3 寧波海天塑机
○王励勤 7,-8,9,6 馬龍
許昕 -8,-5,-9 閻安○
○王励勤/尚坤 10,6 閻安/翟一鳴
許昕 -10,9,-4,-3 馬龍○
尚坤 -10,4,-8 朱世爀○
<男子決勝第2試合>
寧波海天塑机 3−1 上海金邁馳
○閻安 -8,10,6,9 許昕
○馬龍 9,9,6 王励勤
翟一鳴/閻安 -8,-9 王励勤/尚坤○
○馬龍 7,5,9 許昕
朱世爀 - 尚坤
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