11月3日、ドイツブンデスリーガでは5試合が行われた。フリッケンハオゼンの丹羽孝希(明治大)はハーゲンの吉村真晴(愛知工業大)との日本人対決に勝利するなど2得点。開幕から続く連勝を11に伸ばした。
開幕から無敗を誇る丹羽は1番で登場すると、グロス(デンマーク)に2ゲームを取られるも、要所を締め、3対2で勝利。吉村との対決では第1ゲームのジュースの接戦を制すとその勢いのまま、ストレートで勝利を収めた。これで個人成績は11勝0敗となった。チームも3連勝で順位を3位に上げた。一方の吉村は2番で汪洋(スロバキア)、4番で丹羽に敗れ2点を献上。個人成績は3勝6敗となった。
吉田雅己(愛知工業大)が所属するグレンツァオはミュールハオゼンと対戦。吉田は1番でバージス(ラトビア)にフルゲームで敗れるものの、5番ではバルドン(スロバキア)をストレートで破り、チームの勝利に貢献。個人成績は4勝4敗となった。
デュッセルドルフのボル(ドイツ)はリーグ戦復帰後2試合目。オクセンハオゼンと対戦し、柳承敏(韓国)にストレートで勝利するなど2得点を挙げる活躍を見せ、復調の兆しが見えてきた。チームは3対1で勝利。
首位のブレーメンは2位のマーベルツェルに0対3で敗戦。この結果、マーベルツェルが1位に浮上。実量が拮抗しているだけに有力チームが敗れる波乱もおこり、毎試合見逃せない試合が続く。次回は11月24日に5試合が予定されている。
☆2013.11.03
TTCマテク・フリッケンハオゼン 3-1 TTC ハーゲン
○丹羽 -7,12,10,-9,3 グロス
○汪洋 9,9,11 吉村
メンゲル -9,8,-6,4,-7 イオネスク○
○丹羽 15,8,7 吉村
汪洋 - グロス
ポスト SV ミュールハオゼン 2-3 TTC ツークブリュッケ・グレンツァオ
○バージス 6,8,-7,-13,8 吉田
○バルドン 7,-5,9,-0.7 ガシナ
ヴォジツキー 7,8,-8,-10,-4 ヤンカリック○
バージス -5,7,-1,-4 ガシナ○
バルドン -4,-8,-8 吉田○
SVプリューダーハオゼン 1-3 FCザールブリュッケンTT
○白凰田 -10,-5,8,10,8 アポロニア
バガレー -8,-5,11,-10 シュテーガー○
ケーン -8,-6,-7 トキッチ○
白凰田 -12,-6,-10 シュテーガー○
バガレー - アポロニア
TTC RS フルダ・マーベルツェル 3-0 SV ヴェルダー・ブレーメン
○王熹 12,7,-11,3 チオティ
○フィルス 9,-7,11,10 荘智淵
○フランチスカ 6,5,-6,-10,9 クリシャン
王熹 - 荘智淵
フィルス - チオティ
TTF リープヘル・オクセンハオゼン 1-3 ボルシア・デュッセルドルフ
○柳承敏 5,5,7 バウム
ピッチフォード 9,-3,-7,10,-8 ボル○
ゴズィー 7,-4,8,-9,-9 アチャンタ○
柳承敏 -11,-5,-9 ボル○
ピッチフォード - バウム
今シーズンよりブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる(最新のものから表示されているが、Verein=チーム、Spieler=選手名からも動画を選択できる)。
なお、"TTBL SELECTED"(青いタイトル画面の動画)はラリーのみを抜粋し、1試合5分前後に編集されているダイジェスト版だ。日本の3選手のみならず、ボル、荘智淵、マテネらトップ選手のプレーを見て、「世界のトッププレーの今」を体感してみよう!
http://tv.ttbl.de/ttbl-grosser-traum
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2013-14チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2013-14試合日程(PDF・日本語)