中華台北オープンに出場した日本勢 |
今大会は中国・ヨーロッパ選手の参加は少なかったものの、来月のアジア・オセアニア選手権を見据えアジア各国の主要メンバーが顔をそろえた大会となった。
その中で、鈴木選手がチャイニーズタイペイ、マレーシアの強豪選手をパワーで圧倒し優勝。別所選手も、優勝決定戦でチャイニーズタイペイのエースに0−2からの大逆転で優勝。日本選手が2個の個人戦金メダルを獲得した。
情報を送ってくれた岡紀彦プロは、次のようにコメント。
「私自身は、個人戦・団体戦とも非常に満足のいく内容で戦う事ができ、アジアのトップ選手と対等に戦う自信も少し戻ってまいりました。ロンドンパラ出場権獲得の厳しい状況は変わりませんが、最後のチャンスのアジア・オセアニア選手権に照準を合わせベストの準備をしてまいりたいと思います。」
今後の日本選手団の予定は、11月19日~20日にクラス別選手権(大阪)で各障害クラスの日本チャンピオンが決定。そして11月30日からの韓国オープン、12月17日からアジア・オセアニア選手権(香港)に出場予定。
情報提供:岡 紀彦(バタフライ・アドバイザリースタッフ)
日本選手団の結果は以下の通り。
選手氏名 | 都道府県 | クラス | クラス別個人戦 | クラス別団体戦 | |
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男 子 |
吉田信一 | 東京都 | 3 | 予選敗退/11 | マカオ・シンガポール選手と混成チーム 第4位/4 |
中出将男 | 愛知県 | 4 | 予選敗退/9 | 銀メダル/7 | |
岡紀彦 | 岡山県 | 5 | 銀メダル/11 | ||
板井淳記 | 大分県 | 6 | 銅メダル/4 | 銅メダル/6 | |
宮脇進 | 大分県 | 7 | 第4位/9 | ||
鈴木伸幸 | 長野県 | 9 | 金メダル/7 | 銀メダル/3 | |
本多利行 | 愛知県 | 9 | 予選敗退/7 | ||
女 子 |
別所キミヱ | 兵庫県 | 5 | 金メダル/5 | 香港選手と混成チーム 金メダル/5 |
石河惠美 | 神奈川県 | 9 | 第4位/8 | 韓国選手と混成チーム 金メダル/3 |
クラス説明:1~5=車椅子選手、6~10=立位選手、いずれも数字の小さい方が重度障害