中国オープンに出場した日本勢 |
今大会は、各障害クラスで中国選手がフルエントリーし、圧倒的なパワーと技術でほとんどのクラスの個人・団体戦を制し、あらためて中国の強さを見せつけられる大会となった。
日本選手団はメダル獲得ならず、好調だった女子選手も中国の壁を破ることが出来なかった。
今回会場となったのは、北京首都空港から車で約30分にある障害者専用のスポーツ施設で、広大な敷地にあらゆる種目の専用トレーニング施設である。また多くの選手・スタッフを収容できる宿泊棟もあり、中国選手が北京パラリンピックで断トツのメダル獲得数だった理由の一つを垣間見たような大会だった。
情報を送ってくれた岡紀彦プロは、次のようにコメント。
「私個人は、またも同レベルのフランスの選手に準々決勝で逆転負けを喫し、団体戦では、韓国、中国の選手にパワーで押し切られてしまいました。29日から31日までのナショナルチームの合宿で、少しでも弱点を克服し、残りのトーナメントに挑みたいと思います。」
情報提供:岡 紀彦(バタフライ・アドバイザリースタッフ)
日本選手団の結果は以下の通り。
選手氏名 | 都道府県 | クラス | クラス別個人戦 | クラス別団体戦 | |
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男 子 |
吉田信一 | 東京都 | 3 | 予選敗退/14 | 予選敗退/7 |
鍋坂勇夫 | 香川県 | 3 | 予選敗退/14 | ||
中出将男 | 愛知県 | 4 | ベスト6/10 | 予選敗退/7 | |
岡紀彦 | 岡山県 | 5 | ベスト8/13 | ||
鈴木伸幸 | 長野県 | 9 | 予選敗退/17 | 中国選手と混成チーム 予選敗退/8 |
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垣田斉明 | 熊本県 | 10 | 予選敗退/12 | 予選敗退/6 | |
谷口英雄 | 山口県 | 10 | 予選敗退/12 | 女 子 |
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別所キミヱ | 兵庫県 | 5 | 第4位/6 | 中華台北選手と混成チーム 予選敗退/6 |
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石河惠美 | 神奈川県 | 9 | 予選敗退/7 | 第4位/6 | |
工藤恭子 | 熊本県 | 10 | 第5位/5 |
クラス説明:1~5=車椅子選手、6~10=立位選手、いずれも数字の小さい方が重度障害