イギリスオープンに出場した日本勢 |
今大会は来年のロンドンパラリンピックを見据え、各障害クラスともヨーロッパ選手を中心にトップ選手が多く出場し、大変レベルの高い大会となった。
日本選手団は、男子は苦戦したものの女子は見事な戦いぶりで、工藤選手が個人戦で銀メダル、別所選手が団体戦で銀メダルを獲得。
またヨーロッパでは、若い選手も多く出場している。全体のレベルがかなり上がり、ロンドンパラリンピックの出場権獲得競争も非常に熾烈である。その中で日本も立位男子は20代の若い選手が多く、好調の女子に加え今後の活躍が期待される。
情報を送ってくれた岡紀彦プロは、次のようにコメント。
「私自身は、個人戦・団体戦とも結果を残すことができず、ロンドンパラリンピックの出場権獲得がかなり困難になってきましたが、最後まであきらめず残り2大会を全力で戦いたいと思います。」
情報提供:岡 紀彦(バタフライ・アドバイザリースタッフ)
日本選手団の結果は以下の通り。
選手氏名 | 都道府県 | クラス | クラス別個人戦 | クラス別団体戦 | |
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男 子 |
吉田信一 | 東京都 | 3 | 予選敗退/31 | ハンガリー選手と混成チーム 予選敗退/12 |
中出将男 | 愛知県 | 4 | 予選敗退/22 | 予選敗退/12 | |
岡紀彦 | 岡山県 | 5 | 予選敗退/21 | ||
板井淳記 | 大分県 | 6 | 予選敗退/28 | ベスト6/11 | |
宮脇進 | 大分県 | 7 | 予選敗退/21 | ||
本多利行 | 愛知県 | 9 | 予選敗退/17 | スウェーデン選手と混成チーム 予選敗退/8 |
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垣田斉明 | 熊本県 | 10 | ベスト8/17 | 予選敗退/9 | |
谷口英雄 | 山口県 | 10 | 予選敗退/17 | ||
女 子 |
別所キミヱ | 兵庫県 | 5 | 第4位/10 | 香港選手と混成チーム 銀メダル/8 |
石河惠美 | 神奈川県 | 9 | ベスト6/10 | 第4位/9 | |
工藤恭子 | 熊本県 | 10 | 銀メダル/8 |
クラス説明:1~5=車椅子選手、6~10=立位選手、いずれも数字の小さい方が重度障害