ワールドチームカップが10月22~25日までオーストリア・リンツで行われ、男女とも中国が優勝した。
男子決勝はチームランキング1位の中国と2位の韓国が対戦した。
馬龍、張継科、許?という若手で挑んだ中国は、ベテランの呉尚垠、柳承敏、朱世赫で固めた韓国を圧倒して3−0のストレートで快勝した。
女子決勝は男子同様にチームランキング1位の中国と2位のシンガポールが対戦。
郭躍、李暁霞、丁寧という世界トップ10で固めた中国が、馮天薇を擁するシンガポールをシャットアウトして優勝を飾った。
日本は男子はベスト8、女子は3位入賞を果たした。
男子は準々決勝で香港と対戦。トップで水谷隼(明治大・スヴェンソン)がレン・チュヤン、2番で松平健太(青森山田高)が唐鵬を下して2−0とリード。しかし、ダブルスで岸川(スヴェンソン)・松平がストレート負けすると、4番で水谷がチェン・ユックに競り負けてラストにもつれた。5番は岸川が唐鵬に2−0と王手をかけたが、ここからまさかの逆転負けを喫した。
女子は準々決勝でオランダに3−2で競り勝って準決勝進出。準決勝のシンガポールは、石川佳純(ミキハウスJSC)と平野早矢香(ミキハウス)が敗れて0−2と追い込まれた。ここで福原愛(ANA)・石川の新コンビがシンガポールに一矢報いたが、4番で福原が馮天薇に1−3で競り負けた。
大会の記録は国際卓球連盟、日本卓球協会のホームページをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp