ジャパンオープン最終日の6月10日は、男女ダブルス決勝、男女シングルス準決勝、決勝が行われた。
女子ダブルスでは、藤井・若宮(日本)が決勝で唐イェ序・石賀浄(韓国)を4対0のストレートで下し、昨年に続いて2連覇を飾った。この試合では、藤井のバックハンドドライブと若宮のカウンタードライブが韓国ペアに炸裂。特に若宮は相手の攻撃をことごとくカウンタードライブで得点したため、韓国の2人が無理に攻撃して自滅するなど完全にペースを崩させた。
男子ダブルスは韓国勢同士の対決になった。韓国は今大会のシングルスで同士打ちになった場合は暗黙の了解で「オリンピックに出場する選手に勝ってはいけない」という流したプレーを行ったが、この試合ではガチンコ勝負をした。
そして、これぞ男子ダブルスの迫力だと言わんばかりに中陣からのドライブ合戦を見せたが、最後は若さと勝利への執念に勝る金珉鉐・徐賢徳が呉尚垠・柳承敏に勝ち、初優勝を決めた。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7/20発売予定)に掲載予定。