混合ダブルスの2回戦で吉村・石川(愛知工業大・全農/写真上)が登場すると、早くも報道陣がコートの周りを囲んだ。テレビの取材は年々増加しているが、オリンピック明け初の全日本ということで注目度はこれまでになく高そうだ。
吉村・石川は河辺・佐用(新日鐵住金広畑・神戸市役所)のカットペアと対戦。リラックスムードのチャンピオンペアはコートやマットの感触を確かめるような緩やかな立ち上がり。1ゲーム目は競り合いになるが、相手ペアの回転量が分かると、流れは一気に吉村・石川に傾き、危なげなく初戦を突破した。
昨年度チャンピオンの松平賢二・若宮(協和発酵キリン・日本生命/写真中)は、まだエンジンがかからない様子ながらも松平の攻撃的なレシーブ、若宮の厳しいコース取りでストレートで高校生ペアを破った。このほか、上田・鈴木(青森大・青森山田高)、大矢・森薗(東京アート・日立化成)らが順当に勝ち上がっている。
また、ジュニア男子2回戦では全中王者の三部(青森山田中/写真下)、2位の及川(青森山田中)らが登場し3回戦に駒を進めた。
今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/
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