第1シードの平野(ミキハウスJSC山梨)は3回戦で鹿股(武蔵野中)と対戦。バランスのいい両ハンドドライブの連打で鹿股を圧倒しあっさりと4回戦進出を決めた。その堂々としたプレーぶりは年長の選手と対戦していてもまったく臆することなく、小学生にしてどこか風格めいたものを感じさせるほどだ。
一方のスーパー小学生伊藤(豊田町卓球スポーツ少年団)は玉石(大成中)と一進一退の攻防を繰り広げた。声を出して気迫のこもったプレーをする玉石は伊藤の小学生離れした両ハンドのスピードボールにも粘り強く対応し、甘いボールを強打して得点を重ねた。2-2からの第5ゲームは玉石リードで進んだが、7-10からあきらめずにプレーした伊藤が逆転勝ち。負ける試合は淡白な印象があった伊藤だが、執念深い戦いを見せた。
高校1年生にしてインターハイ女王の前田(希望が丘高)も登場。威力を増してきた両ハンドで快勝。全中優勝の佐藤(尾札部中)、インターハイ2位の德永(希望が丘高)、第2シードの松平(四天王寺高)らも順当に勝ち上がっている。
今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/
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