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第12回全中国運動会8日目② ~女子複、郭躍ペアが決勝に~

9月1日~10日まで、鞍山市奥体中心体育館(鞍山)にて第12回全中国運動会が開催されている。大会8日目は男女ダブルスの2回戦~準決勝が行われた。女子ダブルスは木子・曹臻(解放軍)と地元遼寧省チームの郭躍・李佳イ(遼寧)が決勝進出を決めた。
 

木子・曹臻は安定感のある攻撃で決勝へ

地元遼寧の郭躍・李佳イがカットペアを破り決勝進出
 
劉斐・范瑛のカットペアは丁寧・郭躍を破り4強入り
 
優勝候補の北京ペアはカットを打ち崩せず
 

■女子ダブルス準決勝
木子/曹臻(解放軍) -7,7,9,7,6 ラウ静文/馮亜蘭(湖北)
郭躍/李佳イ(遼寧) -12,6,-7,7,7,10 劉斐/范瑛(江蘇)

■女子ダブルス準々決勝
木子・曹臻(解放軍) 8,5,6 周芳芳・呉婕(広東)
ラウ静文・馮亜蘭(湖北) -12,5,5,9 盛丹丹/李天一(北京)
郭躍/李佳イ(遼寧) 7,3,6 周昕彤/劉㬢(解放軍)
劉斐/范瑛(江蘇) -7,3,12,6 丁寧/郭炎(北京)

男女ダブルスの準決勝は1試合ずつ行われた。最初に行われたのは木子/曹臻(解放軍)とラウ静文/馮亜蘭(湖北)の攻撃ペアの対戦。ラリーになるとコンビネーションのよい連続攻撃を見せる解放軍ペアだが、サービス、レシーブで先手を取った湖北ペアが11-7で先制。第2ゲームは粘り強いラリーで解放軍ペアが11-7で取り返すと、バック攻めを徹底した湖北ペアが第3ゲームも取って2対1と逆転。第4ゲームも序盤リードされた解放軍ペアが堅実なプレーで逆転。湖北ペアは決めにいった強打にミスが出た。最後はラリーでの決定力で勝る解放軍ペアが11-6で決勝進出を決めた。

女子ダブルス準決勝第2試合は地元遼寧の郭躍/李佳イと準々決勝で優勝候補の丁寧/郭炎を破ったカットペアの劉斐/范瑛(江蘇)の対戦。第1ゲームはカット打ちに難のある李佳イがミスを連発し、ほぼノーミスの郭躍にも焦りが出て遼寧ペアが逆転負け。第2ゲームは6-1と大きくリードした遼寧ペアが逃げ切って取り返す。第3ゲーム、第4ゲームも両者が取り合って、勝負の分かれ目となる第5ゲームで遼寧ペアは李佳イが無理してカット打ちせずにつなぐ戦術が功を奏し、遼寧ペアの攻撃にリズムが出てくる。第6ゲームは競り合いとなるが、攻守にメリハリをつけた遼寧ペアが地元の応援を力にジュースを制して決勝に勝ち残った。

優勝候補の丁寧/郭炎は国際大会では見かけないカットペアに足下をすくわれた。劉斐/范瑛は何本でも返す粘り強いカットでベスト4入りを果たした。


卓レポ.comでは連日の熱戦の様子を最終日の9月10日までお届けします!

今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
中華人民共和国第12届運動会(記録ページ):http://results.liaoning2013.com.cn/Info2013/html/zh-cn/pages/CRS/DisciplineResult.htm?DisciplineCode=TT&DisciplineID=31

今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。

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