12月1~8日、ラバト(モロッコ)で開催されている第11回世界ジュニア選手権大会の2日目、男女団体予選リーグ第2ステージが始まった。
森薗はトップでスピード感あふれるプレーを見せた
三部が競り合いを制して、日本が1勝目
ポーランドの3番ヴィエチェクは三部に善戦
アジアジュニア王者の梁靖崑があわやという場面も
日本は男子がポーランド、香港と同じBグループ。A~D各グループの2位までの8チームが決勝トーナメントに進出。初戦となったポーランド戦は森薗、村松、三部が登場。インターハイ王者の森薗は持ち前のスピード感のあふれるプレーでザトウカにストレートで快勝。続く村松も1ゲームを落とすものの、落ち着いたプレーでディヤスに3-1とし日本が2対0でリード。3番は世界ジュニア初出場の三部は、体格がよくラリーに強いヴィエチェクとの競り合いになるが、スピードと安定感で勝る三部が接戦を制して、日本が初戦を勝利で飾った。
優勝候補の中国は1番で登場したアジアジュニアチャンピオンの梁靖崑がイタリアのバチオッキに第4ゲーム目でマッチポイントを握られ、あわやという場面も見られたが、7-10から逆転し辛くも勝利。まだ本調子とは言いがたい様子だが、チームは3対0でイタリアを下した。
世界ジュニア初出場の森が2点目を挙げた
同じく初出場の平野はカットを打ち抜き快勝
日本女子はロシア、中華台北と同グループに。初戦となったロシア戦では、昨年初出場の伊藤がトップで登場。安定感の増したバックハンドとパワーアップしたフォアハンドでグセワを破り先制点。2番は初出場の森さくらが打球点の早いパワフルな両ハンド攻撃でチェルノワから2点目を挙げた。3番は平野がカットのマラニナを打ち崩し日本が実力差を見せて快勝。さい先のよいスタートを切った。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com