12月1~8日、ラバト(モロッコ)で開催されている第11回世界ジュニア選手権大会の最終日、男子ダブルスの決勝は孔令軒・周啓豪(中国)が好調の韓国ペア張禹珍・朴燦赫の優勝を阻止し、初優勝を飾った。
孔令軒・周啓豪が初出場で初優勝
中国の意地を見せて韓国ペアを退けた
孔令軒・周啓豪は我慢のプレーで初タイトル
張禹珍・朴燦赫は勢いよく攻めたが……
■男子ダブルス決勝
孔令軒・周啓豪(中国) -10,9,13,7,-11,7 張禹珍・縛燦赫(韓国)
韓国ペアは序盤から声を出して勢いのあるプレーで6-2とリード。7-7と追いつかれるが集中したプレーで競り勝って先制。これ以上、外国勢に負けることができない中国ペアは、真剣な顔つきで1球1球を大事にプレー。派手なプレーは少ないものの、勢いよく攻めてくる韓国ペアに対して我慢のプレーで3対1と王手。第5ゲームは優勝を意識したか、固くなった周啓豪がミスを連発し韓国ペアがピンチをしのいだ。第6ゲーム、中国ペアは気を取り直して再び丁寧なプレーで韓国ペアのミスを誘うなどして、11-7で韓国ペアの優勝を阻止。中国は男女団体戦、混合ダブルス、女子ダブルスに続いて5つ目のタイトルを手にした。
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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。