混合ダブルス準々決勝では松平賢・若宮(協和発酵キリン・日本生命)と上田・鈴木(青森大・専修大)が対戦。好カードとなったこの1戦は3対1で松平賢・若宮ペアが勝利。また前年度2位の吉村・石川(愛知工業大・全農)も勝利。これでベスト4が出そろい、大会4日目の明日準決勝、決勝が行われる。
松平賢・若宮ペアは3年連続の準決勝進出
松平賢・若宮は若宮がつなぎ、松平賢が決めるパターンで得点を重ねた。上田・鈴木は第1ゲームを奪ったが、その後のゲームでは競った場面で得点することができず惜しくも敗退となった。
吉村・石川はお互いのサービスからの3球目攻撃が効果的に決まり3対1で勝利。ゲーム全体を通して落ち着いたプレーを見せた。
張・森薗(東京アート・日立化成)は苦しい場面でも攻めの姿勢を貫いた。第3ゲームは先行されながらも、3球目攻撃をしっかりと決めて逆転勝ち。及川・宋(青森山田高)をシャットアウトした。
笠原弘・笠原多(協和発酵キリン・NTT東日本東京)の兄妹ペアは御内・北岡(シチズン・中央大)のカット主戦型ペアに苦しめられたが、我慢強いカット打ちで勝利を収めた。
準決勝は明日の大会4日目、13時45分から行われる予定だ。組み合わせは以下の通り。
笠原弘・笠原多(協和発酵キリン・NTT東日本東京) — 張・森薗(東京アート・日立化成)
松平賢・若宮(協和発酵キリン・日本生命) — 吉村・石川(愛知工業大・全農)
吉村・石川はリズムのよい攻撃で試合の主導権を握った。
笠原兄妹は粘り強いカット打ちで接戦を制した
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
卓レポ.comでは、連日の熱戦の模様をウェブサイトとツイッター(http://twitter.com/takurepo)で配信します。
全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。