ITTFワールドツアー・ジャパンオープン(6月18日~22日・横浜文化体育館)、大会最終日は男女シングルスの準決勝~決勝、男女ダブルスの決勝が行われる。女子シングルスは3年ぶりのジャパンオープン優勝を目指す馮天薇に石川が挑んだが、4対2で馮天薇が勝利し2度目の栄冠を飾った。
馮天薇、意地を見せてジャパンオープン2度目の栄冠
ラリーの安定感で石川を凌駕した
石川は初タイトルに届かず
<女子シングルス決勝>
馮天薇(シンガポール) 10,-9,-3,3,5,11 石川佳純(全農)
第1ゲームは馮天薇のバック側にボールを集める石川と、甘いボールにはフォアで強烈な1発をお見舞いする馮天薇という展開。両者譲らずにジュースになるが、フォアの打ち合いに分がある馮天薇が先制。第2ゲームは石川がロングサービスから果敢に攻めて8-6とリード。8-8と追いつかれるが、フォア強打に対して石川が反応よくカウンターブロック10-8から10-9と詰められたところでこのゲームを落としたくない石川ベンチの陳莉莉コーチがタイムアウト。きっちり3球目で決めて1対1に。第3ゲームは先手を取って攻めた石川が11-3と圧倒。第4ゲームは打って変わって馮天薇優勢のの流れ。ラリーから先に強打で決めたい石川にミスが出る苦しい流れで2対3に。第6ゲームも大きく流れを変えることができないまま3-8と大きくリードを許す。しかしここから集中力の高いプレーでジュースまで持ち込むが、ラリーからのフォアハンド強打を決めた馮天薇が4対2で2年ぶりの優勝を決めた。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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ジャパンオープン・荻村杯2014:http://sports.geocities.jp/takkyuukanagawa/ogimura2014.html
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