世界卓球2015蘇州、5日目は女子シングルス3回戦で幕を開けた。ベスト16入りを決めた伊藤に続きたい平野美宇だったが、2011年ロッテルダム大会優勝丁寧(中国)に完敗。力の差を感じる内容ながら、収穫の多い大会となった。
平野は思い切って攻めたがあえなく完敗
丁寧は全力プレーで平野を圧倒
馮天薇はパワフルなフォアハンドでグリボウスカを圧倒
<女子シングルス3回戦(日本選手関係)>
丁寧(中国) 5,6,1,6 平野美宇(日本)
立ち上がりから、ボールの質が違うのか、平野の決め球のカウンターが入らない。2ゲーム目は平野が多少リスクを負って攻めるが、攻守にすきのない丁寧を崩すことはできない。チキータなど試みるが、得点には結びつかずあえなく完敗となった。
「世界選手権という絶対に負けられない試合で丁寧選手の本当の強さがわかった」と語る平野だが、サービス、3球目攻撃で差を感じたため今後の課題としたいと前向きに語った。
馮天薇は数少ないヨーロッパ選手のグリボウスカに4対1で勝利。
ビレンコ(ウクライナ)はドルギフ(ロシア)とのカット対決を制し4回戦進出。次戦で伊藤と対戦する。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載
公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2015蘇州/公式サイト(中国語/英語):http://www.suzhou2015.org/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2015蘇州(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2503&category=WTTC