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ジャパンオープン4日目④【男子シングルス】吉村真晴がベスト4に進出!

ITTFワールドツアー・ジャパンオープン(6月24~28日・グリーンアリーナ神戸)が開催されている。大会4日目は男女シングルスの2回戦~準々決勝、男女ダブルスの準々決勝~準決勝が行われた。男子シングルスでは吉村真晴(愛知工業大)が朱世爀(韓国)との激闘を制して、ベスト4に名乗りを上げた。


吉村が朱世爀を破り、ベスト4進出!
 
尚坤は村松のカットを打ち破り、4強入り

樊振東は閻安にゲームオールの末、勝利

 

<男子シングルス2回戦>

ウォン・チュンティン(香港) 4-0 森薗政崇(明治大)

許昕(中国) 4-2 アポロニア(ポルトガル)

樊振東(中国) 4-1 江天一(香港)

閻安(中国) 4-1 方博(中国)

 

<男子シングルス準々決勝>

尚坤 4-1 村松雄斗(東京アート)

樊振東 4-3 閻安

許昕 4-0 ウォン・チュンティン

吉村真晴(愛知工業大) 4-2 朱世爀(韓国)

 

 男子シングルスは吉村真晴が朱世爀との接戦を物にして、中国選手以外で唯一ベスト4入りを果たした。
 試合前日、初対戦となる朱世爀に対して「胸を借りるつもりでプレーしたい」と語っていた吉村は序盤から積極的にドライブ攻撃を仕掛け、カット攻略を図った。第1ゲームはミスも目立ったが、勝負どころでその思い切りの良さが功を奏して、先制点を挙げた。

 第2ゲームは朱世爀が吉村の甘い返球を見逃さずにドライブで得点を重ねて1対1のタイに戻した。
 その後、お互いが1ゲームずつを奪って迎えた第5ゲーム。序盤は互いに譲らない展開となるが、中盤から後半にかけて吉村がサービスからの展開でチャンスをつくり出して先に10対6と先にゲームポイントを握った。ここから10対8と追い上げられたものの、タイムアウト明け後のサービスで朱世爀のレシーブミスを誘い、ベスト4進出に王手をかけた。
 第6ゲームは吉村に力みが見え、3対8と大きくリードを許した。しかし、ここから目の覚めるようなドライブを広角に打ち分け、ジュースに持ち込むと、最後は逆モーションのバックハンドを決め、激闘に終止符を打った。

 吉村のほか、ベスト4に進出したのは尚坤、樊振東、許昕の中国選手。尚坤は馬龍を破った勢いをキープし、村松雄斗(東京アート)を4対1で破った。樊振東は閻安との同士打ちを制して、4強入り。許昕はウォン・チュンティンとのペンドライブ型の対決に完勝した。



今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ジャパンオープン・荻村杯2015:http://japan-open.kyomycom.net/15kobe/
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com/

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