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大津インターハイ5日目④ 女子ダブルスは平/田口が栄冠をつかむ

大会5日目は男女ダブルスの決勝が行われた。女子ダブルスは平/田口が準決勝、決勝と四天王寺ペアを連破して、初優勝を果たした。
 

150811-31.jpg平/田口が初タイトルを獲得!
 
150811-22.jpg決勝では2人のフォアハンドドライブが効果的に決まった
 
15081002-01.jpg橋本/塩見はともに2年生ながら決勝に進出
 

<女子ダブルス決勝>
 平/田口(正智深谷) 9、2、-4、4 橋本/塩見(四天王寺)

  女子ダブルスの決勝は大会第1シードの橋本/塩見ペアと大会第2シードの平/田口ペアによる対戦となった。カット主戦型の橋本、バック面ツブ高ラバーの塩見という特徴のあるプレースタイルの四天王寺ペアに対して、平/田口は塩見のバック側にボールを集め、甘くなった返球を狙い打つ形でゲームに臨んだ。
 この戦術が第1ゲームからはまり、正智深谷ペアがリードを広げた。甘くなったボールに対しては平、田口ともにフォアハンドの強打で打ち抜き、得点を重ねた。終盤は四天王寺ペアが粘りを見せたが、正智深谷ペアが逃げ切り、第1ゲームを先取した。
 第2ゲームも正智深谷ペアが徹底した戦術で四天王寺ペアを大きくリードし、優勝に王手をかけた。橋本のカットに対しては、無理をして打つことなく回転をしっかりとかけたドライブやコースを突いたツッツキで対応するなど、つなぎの技術の高さも光った。
 迎えた第3ゲームは優勝までと一歩というところまできたことで焦りが出たか、平、田口それぞれにミスが目立ち、1ゲームを取り返された。
 しかし、第4ゲームはゲーム間に平監督のアドバイスを受けたことで落ち着きを取り戻した平/田口が自分たちが立てた戦術を徹底して試合を優位に進めた。マッチポイントを迎える直前は若干の緊張も見られ、連続得点を許したが、最後まで自分たちの戦い方を貫き、トーナメントの頂点に輝いた。


 

15081002-02.jpg奥下(左)/徳持は接戦を乗り越えて4強入り
 
15081002-02.jpgラリー戦での強さを見せ、準決勝に進出した芝田(右)/木村
 

<女子ダブルス準決勝>

橋本/塩見(四天王寺) 1、16、4 奥下/徳持(就実)

平/田口(四天王寺) 10、8、7 芝田/木村(四天王寺)

 

 3位には奥下/徳持と芝田/木村が入った。奥下/徳持は準々決勝の上月/馬場ペアとの戦いでリードを許したが、苦しい場面でも攻める姿勢を忘れずにプレーしたことで勝利をつかんだ。

 芝田/木村のダブルスはそれぞれの特長を生かしたプレーで準決勝まで勝ち進んだが、決勝進出をかけた一戦では自分たちのペースに持ち込むことができなかった。


 

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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成27年度全国高等学校総合体育大会:http://www.shiga-soutai2015.jp
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/

今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。
 

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