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後期日本リーグが新潟で初開催 ~男子は協和発酵キリン、女子は日本生命が優勝!!~

11月4~8日まで新潟市東総合スポーツセンター(新潟)で平成27年度後期日本リーグが開催され、男子1部は協和発酵キリン、女子1部は日本生命が優勝を果たした。


【男子1部】優勝 協和発酵キリン

東京アート表彰協和発酵キリンが4期ぶりの優勝!

20130517-01.jpg笠原はシチズンとの全勝対決において森田との激闘を制した

20130517-01.jpg最終戦はダブルスが決勝点を挙げ、全勝優勝を達成
 

 男子1部は協和発酵キリンが全勝で4期ぶりの優勝を決めた。

 第5戦で東京アートを接戦の末に破り、第6戦でシチズンとの全勝対決に臨んだ協和発酵キリン。トップの上田は神との手に汗握る攻防を制し先制点を挙げた。2番は笠原と森田の対戦。両者ドライブの引き合いで一歩も引かない激しい打ち合いを見せて勝負は最終ゲームへ。日本リーグ特別ルールで6-6から始まった第5ゲームでは笠原が一気にスパートをかけて試合を決めた。ダブルスは軽部/森田のシチズンペアが一矢報いたが、4番の松平賢二が第2ゲーム目以降フットワークを生かした威力のあるフォアハンドドライブで勝利し、協和発酵キリンが全勝をキープした。

 最終戦は前期優勝の愛知工業大学との一戦。吉村兄弟、吉田雅己が出場せずベストの状態ではない愛知工業大学に対して、協和発酵キリンはトップで笠原が藤村の果敢な攻めに苦しみながらも勝負どころの1本を渡すことなくガッチリと勝利を掴んだ。これで勢いに乗ると、2番の松平賢二、3番のダブルスも勝利し、全勝優勝を決めた。

 協和発酵キリン卓球部部長の大内裕さんは「選手たちは、本当に粘り強くプレーし、勝負強さを発揮して久しぶりに日本リーグで優勝できてうれしいです。なかなかこれまでは競った場面で勝てない試合もありましたが今回は競り合いで勝ち、選手たちの成長が伺えました。みんな成長しているのですが、中でも上田は安定が増して、そして笠原の成長を感じました。」とコメント。

 2位はシチズン、3位は東京アート、4位は日鉄住金物流が入った。


【女子1部】優勝 日本生命

20130517-01.jpg日本生命が3期連続のV!!

20130517-01.jpgサンリツ戦で決勝点を挙げた田代は笑顔でハイタッチ

20130517-01.jpg若宮は勝負どころになったサンリツ・天野戦で勝利

 女子1部は日本生命が3期連続の優勝を果たした。

 最終戦は日本生命とサンリツとの全勝対決となった。1番で文佳がミスの少ない両ハンド攻撃で阿部に勝利。2番では若宮と天野の対戦。村上監督が「ここが勝負ところ」と語った試合は、バック対バックの攻防から若宮の戦術が冴えを見せて競り合いを制し、優勝に近づく大きな1勝を挙げた。3番ダブルスも前田/森が攻勢をかけていたが最終ゲームの終盤、勝ちを意識したか連続失点で試合を落とした。サンリツの天野/中島は驚異的な集中力で1点を返した。

 2-1で迎えた4番は田代と森薗美月との対戦。アグレシッブに攻める森薗に対し、冷静にコース取りや緩急をつけて対応する田代。一進一退の試合は最終ゲームで田代がスパートをかけて勝負あり。日本生命が優勝を決めた。

 村上監督は「今年度は前期リーグは優勝しましたが、実業団、全日本団体と優勝を逃しました。後期リーグも文佳が入った一方で他のチームも戦力が上がっていたので五分五分かなと思っていましたし、実際に接戦でした。サンリツ戦は2番が勝負でした。若宮は最近調子が良く国際大会でも成績を収めていて、一番信頼している選手が活躍してくれました。ダブルスは若い2人がこれから経験を積んでさらに良くなると思っています。」とコメント。

 最終結果は、優勝が日本生命、2位はサンリツ、3位は日立化成、4位に中国電力が入った。

 2部は、男子が原田鋼業、女子は十六銀行が優勝を果たした。



 これで前期、後期リーグが終了。ファイナル4の出場は前期優勝の愛知工業大学が辞退したため、男子は協和発酵キリン、東京アート、シチズン、日鉄住金物流の4チームが参加資格をうけた。女子は日本生命、サンリツ、日立化成、中国電力が参加資格をうけた。


大会の記録は日本卓球リーグのホームページに掲載されています。
日本卓球リーグ実業団連盟:http://www.jttl.gr.jp/

今大会の模様は卓球レポート1月号(12/20発売)に掲載されます。
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