混合ダブルス決勝は田添/前田(専修大/日本生命)と宮本/高橋(中央大/同志社大)が対戦し、田添/前田ペアが逆転で勝利して、3年ぶり2回目の優勝を飾った。
<混合ダブルス決勝>
田添/前田(専修大/日本生命) -9,4,8,3 宮本/高橋(中央大/同志社大)
第1ゲームは田添/前田が先に仕掛ける展開でゲームの主導権を握り、終盤までリードを保ったが、ここから宮本/高橋が質の高いプレーを連続して続けて逆転。11-9で幸先の良いスタートを切った。
しかし、第2ゲームからは田添/前田が反撃。特に田添のドライブが冴えわたった。一発で打ち抜くドライブで得点するだけではなく、回転量の多いドライブで相手ペアのオーバーミスも誘った。前田もカウンターを決めるなど攻撃のリズムが出始めて、田添/前田ペアがゲームを取り返した。
続く第3ゲームも流れは変わらず。宮本/高橋は厳しいコースへの返球で攻撃を防ごうとするが、田添/前田はそのレシーブを上回る高い攻撃力で相手ペアに反撃を許さなかった。
これで完全に勢いに乗った田添/前田は第4ゲームも田添のフォアハンドドライブを軸にゲームを組み立てて11-3で勝利。高校生ペアとして優勝した平成24年度全日本選手権大会以来、3年ぶりの優勝を果たした。宮本/高橋は敗れはしたが、接戦の連続を勝ち上がる勝負強さを見せた。
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
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記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2014/
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