男子シングルス準々決勝第4試合は樊振東(中国)がS.ゴズィー(フランス)に4対1で逆転勝利。1ゲームを先制されたが、第2ゲーム以降は落ち着いたプレーを見せ、勝利を収めた。
樊振東はS.ゴズィーにゲームを奪われながらも逆転勝ち
S.ゴズィーは敗れたものの好プレーで観客を沸かせた
<男子シングルス準々決勝>
樊振東(中国) -7,5,5,6,8 S.ゴズィー(フランス)
ここまで荘智淵(中華台北)、フレイタス(ポルトガル)といった強敵を連破して準々決勝へと勝ち進んだS.ゴズィー。対するは第2シードの樊振東。ここまでの2試合はいずれもストレート勝ちで勝ち進んできた。
樊振東の優位が予想されたが、第1ゲームはS.ゴズィーが大きいラリー戦で樊振東に打ち勝ち、ゲームの主導権を握ると、その勢いを維持して11-7で先制。
先制された樊振東だが、第2ゲームはチキータからの展開で先手を奪い、試合を優位に進めた。S.ゴズィーもブロックからラリーに持ち込む場面があったが、球威のある樊振東のドライブを止めることができず5-11でゲームを落とした。
第3、第4ゲームも樊振東が先に仕掛ける展開で得点を奪うなど、終始ゲームをリード。ゲームカウントを3対1として勝利に王手をかけた。
第5ゲームは序盤で樊振東とS.ゴズィーがともにスーパープレーで観客を湧かせるプレーで得点。S.ゴズィーは最後まで観客の声援に応えるプレーを見せたが、樊振東がそれを上回るプレーで勝利。4強進出を決めた。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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