男子シングルス4回戦では李尚洙(韓国)、黄鎮廷がともに初のベスト8入りで、明日の準々決勝へと駒を進めた。
<男子シングルス4回戦>
李尚洙(韓国) 9,1,3,9 サムソノフ(ベラルーシ)
黄鎮廷(香港) 7,11,8,-6,7 丁祥恩(韓国)
大会6日目の最終試合となった男子シングルス4回戦では、李尚洙と黄鎮廷が勝利して準々決勝に進んだ。
黄鎮廷は丁祥恩(韓国)と対戦。中国式ペンホルダーの黄鎮廷は裏面打法で丁祥恩のバックサイドを攻める展開からゲームを優位に進める。第1ゲームを11-7で奪うと、第2ゲームは2-8と点差を離されるが、ここから6連続得点で同点に追いつく。終盤は互いに譲らずジュースまでもつれたが、黄鎮廷が一歩抜け出して13-11でゲームを奪った。第3ゲームも制した黄鎮廷は、第4ゲームこそ丁祥恩の果敢な攻撃の前にゲームを落としたが、第5ゲームは出足からリードを保ち続けて11-7で勝利。初の準々決勝進出を果たした。
昨日、張継科(中国)を破った李尚洙はサムソノフ(ベラルーシ)と対戦。序盤から李尚洙がサムソノフを攻める展開が続く。第1ゲームは終盤まで接戦となったが、第2ゲーム以降は李尚洙が連打でサムソノフの強固なブロックを崩してストレート勝ち。張継科に勝った勢いは止まらず、8強進出を果たした。一方のサムソノフは、巧みなボールタッチで李尚洙の攻撃に対応する場面もあったが、威力のあるボールに押される展開が続き、ベスト16で敗退。
明日の準々決勝では黄鎮廷と李尚洙がメダルをかけて戦う。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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