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世界卓球2017デュッセルドルフ最終日④ 陳夢/朱雨玲が決勝へ

女子ダブルス準決勝は陳夢/朱雨玲の中国ペアと馮天薇/ユ・メンユのシンガポールペアが対戦。中国ペアが1ゲームを奪われながらもゲームカウント4対1で勝利して、決勝進出を決めた。
 

陳夢/朱雨玲が決勝へ

厳しいプレーでシンガポールペアを下した

馮天薇(左)/ユ・メンユは1ゲームを奪ったが及ばず


<男子シングルス準決勝>

陳夢/朱雨玲(中国) 6,6,-6,8,7 馮天薇/ユ・メンユ(シンガポール)


 第1ゲーム、ラリー戦を得意とするシンガポールペアに対して中国ペアは台上の厳しいプレーでラリーの主導権を奪う。シンガポールペアはフリックや中国ペアのバック深くへのツッツキなどからラリー戦へと持ち込もうとするが、厳しいボールを送ろうとするあまり、ミスをするケースが目立った。中国ペアが第1ゲームを11-6で先制。
 第2ゲームはシンガポールペアが中国ペアのバックサイドを突いてミスを誘い、中盤まで互角の展開を見せたが、6-6から中国ペアが5連続得点。シンガポールペアは台上でのミスが続いてゲームを連取された。
 第3ゲームはシンガポールペアがラリーの中でドライブに緩急をつけて中国ペアのリズムを崩す。中国ペアは相手の緩いドライブに対してタイミングが合わないケースが続き、失点が続いた。終盤は中国ペアのミスも重なってシンガポールペアがこのゲームを11−6で制した。
 第4ゲームは中国ペアが6-2とリードを広げたが、ラリー戦でシンガポールペアが打ち勝つケースが目立ち、点差を縮める。中国ペアは9-8と迫られたところでタイムアウト。このあとのラリーで中国ペアが連続得点を挙げて1ゲームカウントを3対1とした。
第5ゲームは序盤で中国ペアがリード。中国ペアはラリー戦に強いシンガポールペアに対して朱雨玲が台の近くについてカウンターを決めるなど、次第にボールが合いだしてラリーを優位に進める。それに対してシンガポールペアは中国ペアのバック側を2度突きして朱雨玲と陳夢の動きを重ねてチャンスをつくるなど、くらいついたが勝利には至らず中国ペアが4対1で勝利を収め、決勝へと駒を進めた。
 


今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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