龍崎はD.チウ(ドイツ)と対戦。序盤は中国式ペンのD.チウに対して打球のタイミングが合わない場面が見られて2ゲームを先制される苦しい展開となった。しかし、前陣で相手のボールに対応し始めた第3ゲームからは龍崎が試合の主導権を握る。D.チウの強力なドライブに対しても台についてカウンターを決めるなど、徐々にペースをつかんだ龍崎。2ゲームを取り返して迎えた最終ゲームでは、サービスからの展開で相手のレシーブを崩すなど、ゲームを支配して逆転勝ち。決勝進出を決めた。
昨日、酒井(明治大)との同士打ちを制した高見(愛工大名電高)はサウスポーの林鐘勳(韓国)と対戦。ゲームをリードしたい高見だが、林鐘勳の強烈なドライブを防ぐことができず2ゲームを連取される。後がなくなり、苦しい展開となった高見だが、第3ゲームから林鐘勳の攻撃に対応し始める。チキータレシーブからの展開で得点を重ねるなど、2ゲームを取り返し、勝負の行方は最終ゲームに持ち越された。2ゲームを取り返して勢いに乗る高見だが、最終ゲームは林鐘勳にリードを許す展開が続いた。バック対バックの展開から先に回り込むなど、果敢な攻撃も見せたが、わずかに及ばず9-11で敗れて決勝進出とはならなかった。
この結果、決勝は龍崎対林鐘勳のカードに決定。決勝は19時から行われる。
<21歳以下男子シングルス準決勝>
龍崎東寅(明治大) -4,-2,7,5,6 D.チウ(ドイツ)
林鐘勳(韓国) 6,6,-5,-3,9 高見真己(愛工大名電高)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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