女子シングルス準々決勝ではハン・イン(ドイツ)が鄭怡静(中華台北)にゲームカウント4対2で勝利。ベスト4の一角に入った。
ハン・インは気迫のプレーで勝利をつかむ
鄭怡静はハン・インのカットを打ち崩すことができず
過去の対戦ではハン・インが鄭怡静に3勝0敗と、ハン・インの優位が予想された。第1ゲームはハン・インが回転に変化をつけたプレーで第1ゲームを先制。対する鄭怡静はドライブとツッツキを組み合わせたプレーでハン・インを揺さぶり、第2ゲームをジュースの末に奪う。互いにゲームを取り合って迎えた第5ゲームはハン・インがカットと攻撃を織り交ぜたプレーで鄭怡静を揺さぶる。最後はフォア前へのカットに対して鄭怡静がドライブミスでハン・インが勝利に王手をかける。
第6ゲームもハン・インがゲームをリードしたが4-3の場面でハン・インが右足を痛めて試合が中断。苦痛に顔をゆがめたハン・インだが、治療を受けた後に試合を続行した。その後のラリーでは右足を気にする場面もあったが、鄭怡静の粘りのカット打ちに気迫のプレーで応戦。11-8でこのゲームを奪い、ベスト4進出を決めた。
<女子シングルス準々決勝>
ハン・イン(ドイツ) 7,-10,4,-10,8,7 鄭怡静(中華台北)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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